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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科79巻5号

2007年04月発行

特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に

各論

2.音声言語ならびに嚥下 3)嗄声

著者: 児嶋剛1 庄司和彦1 藤川敏子1

所属機関: 1天理よろず相談所病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.141 - P.148

文献概要

Ⅰ はじめに

 声は人間の個性を表すものの1つであり,声帯の振動だけではなく声道の形状などさまざまな要因によって決定される。したがって,声の客観的評価は難しく,嗄声で受診した患者の場合はなおさらである。嗄声は耳鼻咽喉科の一般診療において日常的に診察する症状であり,その原因を正確に把握することが治療に非常に重要となる。原因としては,声帯や気道の形状など器質的要因だけでなく機能的要因によるものもある。治療には薬物治療,音声外科治療や音声治療などがあるが,ここでは音声治療(リハビリテーション)を行った症例を中心に治療の適応および効果について述べる。

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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