文献詳細
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
各論
文献概要
Ⅰ はじめに
上肢の運動をつかさどる神経系は頸髄より分枝してくる腕神経叢と副神経であるが,それらが頭頸部手術で損傷される可能性があるのは,頸部郭清術と頭蓋底手術の2つである。今回は頸部手術操作後の上肢の運動障害とその対応についてまとめる。
上肢の運動をつかさどる神経系は頸髄より分枝してくる腕神経叢と副神経であるが,それらが頭頸部手術で損傷される可能性があるのは,頸部郭清術と頭蓋底手術の2つである。今回は頸部手術操作後の上肢の運動障害とその対応についてまとめる。
参考文献
1)長谷川泰久:耳鼻咽喉科診療プラクティス 8.耳鼻咽喉科・頭頸部外科医のための臨床解剖.文光堂,東京,2002,pp198-204
2)辻 哲也・他:頸部郭清術後のリハビリテーション.看護技術 52:235-241,2006
3)島田洋一・他:医原性副神経麻痺に対するリハビリテーション.別冊整形外 49:222-227,2006
4)海老原 充・他:頸部郭清術後の頸部痛とその対応.JOHNS 21:885-889,2005
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