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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科79巻7号

2007年06月発行

目でみる耳鼻咽喉科

MRIが診断に有用であった結節性筋膜炎の1例

著者: 山﨑一春1 大塚尚志1 佐藤宏昭1 中里龍彦2 及川浩樹3

所属機関: 1岩手医科大学耳鼻咽喉科 2岩手医科大学放射線科 3岩手医科大学第二病理

ページ範囲:P.460 - P.462

文献概要

Ⅰ.はじめに

 結節性筋膜炎は線維芽細胞の増殖性病変である。上肢に好発することが多く頸部に発生することは稀だが,急速に発育するので悪性腫瘍との鑑別が必要な疾患である。今回われわれは側頸部に発生した結節性筋膜炎を経験したので報告する。

参考文献

1)Konwaler BE, et al:Subcutaneous pseudosarcomatous fibromatosis(fasciitis). Am J Clin Pathol 25:241-252, 1955
2)今井 環・他:肉腫様筋膜炎(pseudosarcomatous fasciitis)について.臨と研 40:952-955,1963
3)東 英二・他:頸部に発生したnodular fasciitisの1例.耳鼻 31:69-72,1985
4)Majumdar B:Spontaneously regressing nodular fasciitis of the neck. J Laryngol Otol 97:973-977, 1983

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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