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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科80巻1号

2008年01月発行

目でみる耳鼻咽喉科

椎体を貫通した包丁による頸部外傷

著者: 舘田勝1 長谷川純2 嵯峨井俊2 片桐克則1 石田英一2 山崎宗治1 小山敦3 小林俊光1

所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野 2いわき市立総合磐城共立病院耳鼻咽喉科 3いわき市立総合磐城共立病院救命センター

ページ範囲:P.10 - P.12

文献概要

 近年,自傷による頸部外傷はしばしば報告されている1~4)。社会状況を反映してか高齢者の報告も認められるようになった4)。今回,われわれは包丁が椎体を貫通して脊髄損傷をきたした85歳の1例を経験したので報告する。

参考文献

1)宇山啓子・他:包丁による頸部自傷の一例.耳喉頭頸 62:1019-1023,1990
2)宮本隆之・他:自傷行為による頸部切創の9症例.耳喉頭頸 75:389-392,2003
3)高波太郎・他:心肺停止状態で搬送された両側頸部自傷の1症例.耳喉頭頸 79:288-290,2007
4)山崎宗治・他:自殺企図による頸部切創の4症例.耳喉頭頸 79:509-513,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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