文献詳細
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
1.聴神経腫瘍の治療―名古屋市立大学の取り組み
著者: 村上信五1 渡邊暢浩1 高橋真理子1 稲垣彰1 相原徳孝2
所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座 2名古屋市立大学大学院医学研究科脳神経外科講座
ページ範囲:P.915 - P.923
文献概要
聴神経腫瘍が発見された場合には,①wait and scan(MRIと聴力検査による経過観察),②手術治療,③放射線治療の3つの選択肢がある。いずれにも利点と欠点があり,年齢や全身状態,腫瘍の大きさ,増大速度,聴力,患者の希望などを考慮して選択する。名古屋市立大学では耳鼻咽喉科医と脳神経外科医,放射線科医が協力してチーム医療を行っているので紹介する。
参考文献
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