文献詳細
シリーズ DPCに対応したクリニカルパスの実際―悪性腫瘍
⑧放射線単独療法:喉頭癌T1
著者: 力丸文秀1 古後龍之介1 檜垣雄一郎1 冨田吉信1
所属機関: 1独立行政法人国立病院機構九州がんセンター頭頸科
ページ範囲:P.649 - P.657
文献概要
DPC(diagnosis procedure combination)は,診断群分類に基づく1日当たりの包括評価制度で,2003年4月より全国82の特定機能病院に導入されている。このDPCの導入で平均在院日数の短縮のためクリニカルパス(以下,パスと略す)の利用も促進される。このパスは特定の疾患に対して治療や検査をスケジュールとしてまとめたもので,医療を適正化し,計画性をもって提供することができる。また,患者側へは,治療内容の理解を与えることができる。
当院では現在のところ,このDPC導入はなされておらず,当科のパスはあくまでも医療の適正化と患者への治療内容の理解のために使用しているものである。
参考文献
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