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雑誌目次

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科82巻10号

2010年09月発行

雑誌目次

特集 好酸球関連の病変

1.好酸球総論

著者: 黒野祐一

ページ範囲:P.653 - P.659

Ⅰ.はじめに

 アレルギー性鼻炎の増加,好酸球性副鼻腔炎や好酸球性中耳炎という疾患概念の定着に伴って,耳鼻咽喉科領域でも好酸球がこれら疾患の原因あるいは難治性の要因として注目されるようになってきた。しかし,好酸球が発見された当初は,この細胞がヒスタミン中和酵素やロイコトリエン(LT)分解酵素を含有し,アレルギー反応の遅発相に誘導されることから,アレルギー性炎症を鎮静化する作用をもつと考えられていた。ところがその後,好酸球は強力な細胞障害作用をもつ種々の顆粒蛋白や炎症を惹起する化学伝達物質などを放出することが明らかにされ,一転してアレルギーの増悪要因と見なされるようになってきた。さらに最近は,気道組織のリモデリングにも関与することが指摘され,急性炎症のみならず慢性炎症においても重要な役割を担うと考えられている。

 そこで,この好酸球のさまざまな作用を,好酸球が関与する代表的な疾患の1つであるアレルギー性鼻炎を中心にまとめてみたい。

2.好酸球性中耳炎

著者: 松原篤

ページ範囲:P.661 - P.666

Ⅰ.はじめに

 今から18年前の1992年に開催された日本耳科学会において,富岡ら1)が『気管支喘息における難治性中耳炎』として紹介したのが,後に好酸球性中耳炎と呼ばれる『聾になることもある難治性の中耳炎』の最初の報告であり,その後,各地から同様な報告が相次いでなされるようになった。当初は,アレルギー性中耳炎の名称も使用されていたが,炎症の主体はⅠ型アレルギーというよりも好酸球であるといった考えから,『好酸球性中耳炎(eosinophilic otitis media)』と命名され,現在に至っている2,3)。中耳貯留液中にTh2サイトカインであるIL-5の存在が証明されていることなどからいえば4),アレルギー性疾患の範疇に入る疾患であることは間違いない。しかし,本症に対する治療のターゲットを肥満細胞ではなく,好酸球とするのが臨床上も有効であることを考えれば,本症を好酸球性中耳炎と呼称するのは理にかなっている。

 その後,本症に対する臨床研究として,小林,鈴木ら5)により好酸球性中耳炎の全国調査が行われ,疫学や臨床像が明らかとされてきた。その中で,本症の最大の問題点である難聴については,約半数で骨導聴力が悪化しており,特に聾に至った症例は6%との注目すべきデータが報告されている。また,Nakagawaら6)は,本症に対して適切な治療が開始されるまでの罹病期間と,高音部の難聴とが有意に相関することを明らかにしている。さらに,難聴の進行速度は通常の慢性中耳炎に比べて約10倍の速さであるとも報告している6)。それだけでなく,中耳の局所所見が比較的落ち着いている症例でも,突然に感音難聴が進行する症例もある。いったん,急激に聴力が悪化しはじめるとステロイドなどの全身治療に抵抗性を示し,最終的に聾に至ることがある。早期診断と適切な治療が重要な疾患とされているゆえんである。

 このような背景の下に,2008年に,飯野ゆき子(自治医科大学)を代表として,松谷幸子(仙台日赤病院),中川尚志(福岡大学),野中 学(日本医科大学)および筆者の計5名により,好酸球性中耳炎研究会(Eosinophilic Otiits Media Study Group)が結成され,好酸球性中耳炎の臨床研究がさらに進められてきた。本稿では好酸球性中耳炎研究会から発表されたデータ7)を呈示し,好酸球性中耳炎の臨床像,診断,治療について解説する。

3.好酸球性副鼻腔炎

著者: 竹内万彦

ページ範囲:P.669 - P.677

Ⅰ.はじめに

 マクロライド療法と内視鏡下鼻内副鼻腔手術により慢性副鼻腔炎の治療は格段に進歩した。しかし,マクロライド療法が有効でなく,内視鏡下鼻内副鼻腔手術によっても再発をする症例がみられるようになった。このような症例は成人の非アトピー型喘息患者に多く,末梢血好酸球増多を伴う。また,篩骨洞病変が中心だが,汎副鼻腔病変例も多く,鼻粘膜の著しい好酸球浸潤,粘稠な副鼻腔貯留液,ニカワ状の耳漏を特徴とする難治の慢性中耳炎の合併などの特徴がみられる(図1)。春名ら1)と森山2)はこのような副鼻腔炎を好酸球性副鼻腔炎と呼ぶことを提唱した。その特徴を表12)に示す。好酸球性副鼻腔炎の提唱から10年近くが経過し,病態について多くの知見が得られている。ここでは,好酸球性副鼻腔炎の定義,病態,治療について最近の知見を中心に述べる。

4.線維素性唾液管炎

著者: 山下大介 ,   丹生健一

ページ範囲:P.679 - P.683

Ⅰ.はじめに

 線維素性唾液管炎とは,1879年,Kussmaul1)によって初めて報告された発作性反復性に唾液腺腫脹をきたす疾患である。末梢腺組織ではなく主に導管系が閉塞し,唾液管開口部からは白色の索状分泌物が排出されるのが特徴的である。この線維素塊の中には多数の好酸球が認められる。唾液腺造影では,主導管の高度な拡張像を呈する。これまで国内外からの報告は約40例と決して多くはないが,Pearson2)は耳下腺の反復性腫脹を伴う患者104名中16例(15.4%)に本疾患を認めたと報告している。このように本疾患に対する認識の低さから臨床上,見逃されている可能性もあると考えられる。そこで反復する唾液腺腫脹を主訴とする場合には,本疾患を念頭に入れておくことが重要であると思われる。

5.軟部好酸球性肉芽腫症(木村病)

著者: 吉原俊雄

ページ範囲:P.687 - P.689

Ⅰ.はじめに

 軟部好酸球肉芽腫症(木村病)は1948年に木村ら1)が特異な病理学的特徴を報告し,1959年に飯塚ら2)が臨床所見と病理所見を基に木村病と命名したことに始まる。青年期から壮年期の若いアジア系の男性に好発することが知られている。本疾患は全身に発生しうるが,主として顔面,頸部などの皮膚軟部組織やリンパ節に無痛性の腫瘤を形成する疾患であり,特に耳下腺部に多くみられ耳下腺腫瘍を疑わせる腫脹を示す3)。その発生機序はいまだ不明であるが,妊娠,疲労,ストレスなどで腫脹の増悪することと,血中好酸球およびIgE抗体の高値を特徴とすることより,何らかのアレルギー,特にⅠ型アレルギーを背景とすることが示唆されている。本項では本疾患の臨床および組織学的特徴と現在行われている治療を含め実際の症例を呈示しながら解説したい。

目でみる耳鼻咽喉科

気管切開後に発生したデスモイド型線維腫症の1例

著者: 村上大造 ,   鮫島靖浩 ,   小篠史郎 ,   湯本英二

ページ範囲:P.650 - P.652

Ⅰ.はじめに

 デスモイド型線維腫症は病理学的には良性線維性軟部腫瘍であるが,周囲組織に浸潤性に進展するため易再発性である。このため外科的治療の際には十分な安全域をとった切除が必要と考えられている。しかしながら,頭頸部領域では重要臓器が多く存在し,切除安全域を広くとることは不可能な場合が多く,治療に難渋することも多い。今回われわれは気管切開孔に発生したデスモイド型線維腫症例を経験したのでその治療経過とともに,主に外科的治療についての考察を加えて報告する。

シリーズ 知っておきたい生理・病態の基礎

9.聴覚中枢

著者: 泉修司 ,   髙橋姿

ページ範囲:P.693 - P.699

Ⅰ はじめに

 蝸牛より上位にある聴覚中枢の障害は,主に後迷路性難聴として知られる。古くは,神経耳科学的・聴覚心理学的な所見から障害部位を推測するという診断方法が主流であったが,近年の画像診断技術の発達は,聴覚中枢における障害部位の診断を容易なものとした。そのことは一方で,どの部位の障害でどのような機能障害が生じるかという知識がより重要になったということでもある。本稿では,聴覚中枢の解剖と機能障害について解説する。

原著

診断に苦慮した外歯瘻の1例

著者: 木田渉 ,   木下淳 ,   菊田周 ,   中原はるか

ページ範囲:P.705 - P.707

Ⅰ はじめに

 外歯瘻は歯科ではそれほど稀な疾患ではないが,瘻孔を形成した部位により,皮膚科・外科・整形外科・耳鼻咽喉科などを受診し,診断・治療までに時間を要すことが少なくない。今回われわれは診断に苦慮した顎下部外歯瘻の1例を経験したので若干の文献考察を含めて報告する。

急激な経過をたどった小児の急性喉頭蓋炎の3例

著者: 永井世里 ,   木許泉 ,   吉岡正展 ,   浅田貴康 ,   濱島有喜 ,   村上信五

ページ範囲:P.709 - P.714

Ⅰ はじめに

 急性喉頭蓋炎は,日常,比較的よく遭遇する疾患で,発熱や咽頭痛,嚥下痛を初発症状とすることが多い。成人の場合,急激に悪化して呼吸困難をきたすことは少ないが,小児では症状が電撃的に進行し,気道確保などの適切な処置が遅れた場合には致命的な経過をとる。欧米と比較し,わが国ではまだ頻度は少ないが1,2,6),小児の急性上気道炎では常に念頭に置くべき疾患である。われわれは2007年11月から約2年間で3例の小児の急性喉頭蓋炎を経験し,2例は救命できたが1例は救命できず不幸な転帰をとった。これらの症例を振り返って,耳鼻咽喉科医の対応について文献的考察を加え報告する。

涙囊原発移行上皮癌の1例

著者: 松宮弘 ,   坪田大 ,   新谷朋子 ,   郷充 ,   才川悦子 ,   黒瀬誠 ,   亀倉隆太 ,   氷見徹夫

ページ範囲:P.715 - P.718

Ⅰ はじめに

 頭頸部領域に発生する腫瘍の中で,涙囊原発腫瘍は比較的稀であり,現在までに国内外合わせて約400例が報告されている1)。その70%が悪性であり,非常に悪性率の高い腫瘍である1)。これらの報告は眼科・形成外科からによるものが多く,耳鼻咽喉科からの報告は少数である。しかし,涙囊悪性腫瘍で隣接する鼻涙管や鼻腔などへの進展を認める場合,涙囊だけではなく眼窩内容物および鼻・副鼻腔の構成骨を含めた上顎全摘出または部分切除などの拡大手術が必要となるため,耳鼻咽喉科・頭頸部外科・眼科・形成外科が協力して治療に当たる必要がある。今回,非常にまれな涙囊原発移行上皮癌症例を経験したため,若干の文献的考察を加えて報告する。

盲腸癌甲状腺転移の1例

著者: 松村聡子 ,   小村豪 ,   髙城文彦 ,   盛田恵 ,   中平光彦 ,   菅澤正

ページ範囲:P.719 - P.724

Ⅰ はじめに

 転移性甲状腺癌は剖検例での報告は散見されるが,臨床上治療の対象となることは稀である1)。今回,盲腸癌術後8年を経て甲状腺転移を認め,甲状腺摘出術および両側頸部郭清術を施行した症例を経験したので報告する。

鏡下囁語

これからの人間福祉と医療

著者: 岡本健

ページ範囲:P.701 - P.704

Ⅰ.はじめに

 国立病院機構東京医療センター(旧国立東京第2病院)院長を定年退職し,その後1997年,岐阜県関市に新設された中部学院大学学長に就任,すでに13年が経過したところです,今日まで何を考えてきたか,またこれからの問題についても少し述べてみたいと思います。

 中部学院大学は90年の歴史をもつ岐阜済美学院(その中に短大,高校,幼稚園がある)に新しく福祉関係の4年制の大学(社会福祉士などの国家試験の受験資格がとれる)をということで,岐阜市から少し離れた環境の良い関市に開設されました(写真)。これまでと違って文系の新設大学なので,大学の運営,教育について教授会などでは少し手応えが違い,研究費も医学関係と違って少ないので,評議会,運営協議会を作り,また総合研究所を作ることにしました。その中に福祉情報センターを作り,福祉情報を具体的に検討することにより保健,医療,福祉が一体になった将来計画を立てることができるようにしました。これからの日本の福祉社会は誰がどこからみてもわかるようにしたいと考えたからであります。また人間福祉学と銘打って教育,研究に取り掛かりますが,4年後に第一回生を社会に送り出すときを機会に大学院修士課程,博士課程(後期)を創設しました。さらに研究の成果を発表できる『人間福祉学会』を開設し,昨年第10回の記念総会を開いたところです。

 さて,私はこれまでわが国の医療の将来について,また耳鼻咽喉科の将来について,参考資料にあるように,個人的意見を投稿してきました。当時考えていた予測が果たしてどのような結果に今日なってきているかを検討する時期になってきたような気がして,ここでもう一度考えてみたいと思ったわけです。

 不確定要素の多い今日の社会情勢,特に政権交代が短期間に行われているわが国の現状では,将来を予測することはきわめて困難な状況といわなければならないでしょう。しかし今後明らかに最重要な課題となる医療福祉に対して,将来を予測することは,きわめて重要なことかと思います。少なくとも現状の分析から,将来を予測しそれに対してどう対応するかを考えることは今日必要なことではないかと思います。

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あとがき

著者: 小川郁

ページ範囲:P.732 - P.732

 猛暑とゲリラ豪雨,まさに異常気象です。6月号で初めてこの苦手な『あとがき』を担当させていただいてから早いもので3カ月が過ぎ,再び9月号の『あとがき』の執筆依頼が届きました。折しも,東京では真夏日,熱帯夜が14日間続いています。7月のこの猛暑は100年以上の気象記録で初めてのことだそうです。ニュースでは連日,熱中症の患者数が報道され,また海水温の上昇から何百万匹の養殖魚が死滅,日本海では熱帯でしか観察されない猛毒ダコの生息が確認されています。まさに日本は亜熱帯国の仲間入りで,いつマラリアや黄熱,デング熱などの熱帯病が発生してもおかしくない状況のようです。とはいいましても,今の私にとりましては熱帯病より苦手な『あとがき』を完成させることが喫緊の課題ではあるのですが…。

 先日の『耳喉頭頸』編集会議で,『耳喉頭頸』では『あとがき』から読み始める愛読者が少なくないということをお聞きしました。『あとがき』なんか読む人は少ないだろうと高を括っていましたが迂闊でした。思えば,食べ方でも好きなものをはじめに食べる人もいれば,最後の楽しみにとっておく人もいて十人十色です。『あとがき』から読み始める愛読者が多いのも頷けますが,そう思うと緊張でペンを握る掌が汗ばんできます。次回からはもっと気合いを入れて苦手な『あとがき』を書かなければならないようです。

 さて,9月号ですが,まずお勧めしたいのは特集『好酸球関連の病変』です。最近,好酸球性中耳炎や副鼻腔炎などの好酸球関連疾患が話題となっており,しかもいずれもが難治性のレッテル付です。臨床の最前線で好酸球関連疾患に難渋している読者も多いと思います。特集では好酸球の総論から好酸球関連疾患の最新知見まで,大変勉強になる好企画です。また,シリーズの『聴覚中枢』も最新の知見を散りばめ,かつ教育的なすばらしい総説だと思います。原著はいずれも興味ある症例報告で読み応えがあります。今年の9月はきっと厳しい残暑が続いていると思いますが,9月号は素晴らしい内容ですので暑さを忘れて読み通せると思います。読んだ後は熱帯夜でも熟睡できること間違いなしですので,ぜひ通読してください。この『あとがき』もお読みいただきありがとうございました。次回もより気合いが入った?『あとがき』でお会いできることを楽しみにしております。

基本情報

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1316

印刷版ISSN 0914-3491

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