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特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
6.生命保険
著者: 赤羽誉1 谷口由希子1 細野研二1
所属機関: 1日本生命済生会附属日生病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.866 - P.872
文献購入ページに移動Ⅰ.はじめに
医師が作成しなければならない診断書や証明書のなかで,生命保険に関する書類は,最も作成する機会が多く,診療を行った時点から,書類作成を依頼される可能性がある。
近年,多彩な保険内容があり,契約内容も複雑化しており,個人で複数の保険に加入している例も珍しくはない。なかには4~5種類の書類作成を求められる場合もあり,医師の負担が大きくなっている。
また,主に海外で仕事をしている日本人で,外国の保険に加入している例もある。このような場合,英文の診断書(図1)を作成しなければならず,日本の様式とは異なるため戸惑うこともまれに経験する。
いずれにしても,医師は,診療で得た情報を正確に記載しなければならず,これらの留意点や書類作成における注意点について以下に述べる。
医師が作成しなければならない診断書や証明書のなかで,生命保険に関する書類は,最も作成する機会が多く,診療を行った時点から,書類作成を依頼される可能性がある。
近年,多彩な保険内容があり,契約内容も複雑化しており,個人で複数の保険に加入している例も珍しくはない。なかには4~5種類の書類作成を求められる場合もあり,医師の負担が大きくなっている。
また,主に海外で仕事をしている日本人で,外国の保険に加入している例もある。このような場合,英文の診断書(図1)を作成しなければならず,日本の様式とは異なるため戸惑うこともまれに経験する。
いずれにしても,医師は,診療で得た情報を正確に記載しなければならず,これらの留意点や書類作成における注意点について以下に述べる。
参考文献
1)ニッセイ情報テクノロジー:MEDI-Papyrusホームページhttp://medi-papyrus.com
2)厚生労働省:医師及び医療関係職と事務職員等との間等での役割分担の推進について.平成19年12月28日医政発第1228001号
3)診療に関する個人情報の取り扱い指針 第1版.平成18年10月日本医師会
4)山本互二:診断書の電子化について.日保医会誌 106:274-279,2008
5)生命保険協会ホームページhttp://www.seiho.or.jp/
6)牧野安博:保険金支払いと告知制度.日保医会誌 105:274-283,2007
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