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鏡下囁語
須藤五百三先生と魯迅
著者: 増田游1
所属機関: 1岡山大学
ページ範囲:P.877 - P.879
文献購入ページに移動 須藤五百三は,岡山大学医学部の前身だった第三高等学校医学部を,1897(明治30)年に卒業した62名中の1人であった。その後,陸軍軍医となり,北京,台北にも居たことがある。約20年を経て,上海で医院を開業した。
なぜ私が彼のことについて魯迅との話を書くことになったかというと,それは,はや今から20年も前のことから始まる。
なぜ私が彼のことについて魯迅との話を書くことになったかというと,それは,はや今から20年も前のことから始まる。
参考文献
1)泉彪之助:須藤五百三―魯迅の最後の主治医.福井県立短期大学研究紀要 10:63-71,1985
2)泉 彪之助:魯迅の胸部X線写真.日本医事新報 3034:62-63,1982
3)泉 彪之助:魯迅の医師たち(特集 魯迅と日本).しにか 9:39-43,1991
4)増田 渉:魯迅の印象.ミリオン・ブックス,講談社,東京,1956
5)藤井省三:新・魯迅のすすめ.NHK人間講座,日本放送出版協会,東京,2003
6)藤井省三:須藤医師.魯迅事典,三省堂,東京,2002,pp220-221
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