icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科82巻13号

2010年12月発行

雑誌目次

特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応

1.心因性疾患の評価法とその対応

著者: 中山明峰 ,   村上信五

ページ範囲:P.917 - P.920

Ⅰ.はじめに

 耳鼻咽喉科は感覚器を多く取り扱う領域であり,感覚器の感知閾値は心因性素因により大きく左右される。めまい,耳鳴,耳閉感,のどの違和感,味覚異常,嗅覚異常などと,感覚障害を訴える患者は頻繁に受診される。一般的に耳鼻咽喉科外来は外科的な処置を必要とし,多忙である。このような状況で,感覚障害を訴えた患者が受診することで診察の流れが滞り,診療に戸惑うことが隠せない医療者も多くおられることと思う。

 例えば,めまいに心因性素因が強く関与することは過去から多く報告されている。近来,自殺率が年々増加し,社会問題となっている。その引き金となっている根底にうつ病が頻繁にみられ,うつ病はストレスと大きな関連をもつ。『めまい』は重症化する傾向にあるうつ病を予告する症状の一つと報告されており1),これらの患者が精神科に精通していない一般医にかかる可能性は十分に考えられる。めまいのみならず,類似した感覚障害に共通してみられる可能性がある。そのため,心身医学に関心をもつことが耳鼻咽喉科医に問われている2,3)

 この稿では心身障害の関与が疑われる耳鼻咽喉科疾患に対して,筆者らが心がけていることについて記す。正しい診断,過去の薬物の整理に加え,薬物と心理精神療法がポイントである。

2.心因性難聴

著者: 工藤典代

ページ範囲:P.921 - P.925

Ⅰ.はじめに

 心因性難聴は,小児において,多くは学校健診での聴力検査の結果,『聞こえが悪いようだから耳鼻咽喉科で診てもらうように,といわれた』と耳鼻咽喉科を受診することから始まる。聴力検査を行うと確かに難聴を示しているが,客観的な難聴の症状がみられることはほとんどない。1,2週間程度の間隔を開けて再検査を行うと,聴力閾値が変動している。他覚的聴覚検査を行えば聴力検査結果と矛盾し正常閾値を示し,機能性難聴あるいは心因性難聴の診断を行うことになる。

 成人においては『朝から突然聞こえなくなった』と,急いで耳鼻咽喉科を受診し,筆談,あるいは誰かの通訳で問診を行うことがある。

 このような難聴児者が受診した場合に,心因性難聴の診断の経過とその後どのように対応すればよいかについて述べる。

3.耳鳴と聴覚過敏

著者: 中川雅文 ,   荒木謙太郎

ページ範囲:P.927 - P.935

Ⅰ.耳鳴

1.耳鳴診療の基本的な考え方

 耳鳴は当人以外がその症状や徴候を確認することが困難な,きわめて自覚的な,『徴候・症状』である。また,患者は自分の窮状を適切なことばで伝えることができず,主観的かつ情意的なことば(不定愁訴)として訴える傾向が強い。そのような状況下で医師は『ことば』を通じて診療を実現することの困難さに戸惑い,患者は伝えられないもどかしさからさらなる不安を訴えてしまいがちである。医師・患者間でのコミュニケーションエラーが耳鳴の臨床を複雑化させているといえよう。

 耳鳴診療を良い形に帰結させるためには,医師・患者関係において相互理解と信頼をまず確保する必要がある。必要にしてかつ十分な検査を論理的に進めていく作業は患者との信頼構築において大切である。医師自身の根気強い『傾聴,共感』の姿勢を維持しながら,問診を重ね,後述する疾患群の鑑別をしていくことこそが耳鳴診療の基本であろう。カウンセリングを通じて,耳鳴とその背景にある疾患との因果関係について十分理解させ,『患者の得心(ラポール)』を得させることが耳鳴診療のゴールとなる。

4.心因性味覚・嗅覚異常

著者: 岡秀樹 ,   阪上雅史

ページ範囲:P.937 - P.940

Ⅰ.はじめに

 嗅覚・味覚は共に生きていくうえで重要な外界情報を感知するセンサーとして機能している。しかしながら,その機能がさまざまな原因によって障害されることがあり,生命にはかかわらないものの日常生活の質を低下させ,多大な支障をきたす。その原因の一つに心因性,いわゆるこころの問題がある。平均寿命が延び,高齢化社会となり,それに伴う介護の問題やIT技術の進歩,子どもを取り巻く環境,家族の関係など現代社会は,日々大きく変化し,心の安定を保つことが非常に難しい。そのなかで重要になるのが問診で,まず患者との関係を成立させ,患者の病状,悩み,訴えを理解して,その原因を探り,そしてその結果に基づいて治療計画を立てることである1,2)

 心因性味覚・嗅覚障害患者に対しては,まず障害の原因を追及するための詳細な問診や機能評価を含む検査を施行したうえで,全く異常がないことが証明されることが必要である。心因性が原因として考えられる場合には心身医学的な評価を行い,必要に応じ精神科や心療内科などの専門医への紹介を勧めるべきである。こころの変化に伴う味覚・嗅覚障害について過去の報告をもとに述べる。

5.心因性めまい

著者: 五島史行

ページ範囲:P.941 - P.946

Ⅰ.はじめに 心因性めまいとは?

 めまいは前庭機能障害以外にも全身疾患などさまざまな原因で生じる。そのため診断に当たっては患者の前庭機能のみでなく,広く患者の全身の様子やライフスタイルなどを考慮する必要がある。心因性めまいの診断基準を挙げる(表1)1)。心因性めまいの診断は器質的,機能的めまい疾患の鑑別を十分行ったうえでなされるものであり慎重に行う必要がある。これには狭義の心因性めまいとしてうつ,不安障害,身体表現性障害などの精神疾患によって生じためまいと,広義の心因性めまいとして器質的前庭疾患がうつ,不安障害などの精神疾患によって増悪しているものがある(図1)2)。重要なことは危険な疾患や治療を急ぐ疾患を除外することであるが命の危険がない疾患であっても患者の苦痛度は深く,同じ疾患であっても患者によって訴えが大きく異なる。心因性めまいにはさまざまなタイプがあるが,今回は広義の心因性めまいとしてメニエール病にうつ病が合併した症例を呈示する。また器質的な疾患があった場合に,器質的疾患が治癒した後も症状が持続することが少なくない。これは身体化と呼ばれるものである。身体化した症例についての対応はいくつかの注意が必要であり3),その対応についてまとめる。

6.心因性発声障害―心因性失声症を中心に

著者: 井上瞬 ,   渡嘉敷亮二 ,   石毛美代子

ページ範囲:P.947 - P.952

Ⅰ.はじめに

 耳鼻咽喉科の日常診療では,喉頭に異常所見はないが,『声が出ない』『声が出しづらい』『声がつまる』といった主訴で来院する患者が散見される。このような喉頭に器質的な異常を伴わない音声障害は機能性発声障害と呼ばれており,必ずしもそのすべてが心理的要因によるものではない。しかし,喉頭に器質的な異常を伴わないことで安易に『心因性』と診断されたり,また仮に心因性であったとしても,適切な治療を施されずにいたりすることで長い間悩み続けている患者もいる。今回は,心因性失声症を中心に心因性の関与が疑われる音声障害について述べ,さらに,心因性のものと間違われやすい,痙攣性発声障害についても言及する。

7.心因性咳嗽

著者: 内藤健晴

ページ範囲:P.953 - P.956

Ⅰ.はじめに

 耳鼻咽喉科医が日常診療で慢性咳嗽の患者を診ることは稀ではない。慢性嗽咳は鑑別疾患が多く,特に当領域においては喉頭アレルギー,後鼻漏,咽喉頭逆流症が重要な原因として挙げられる1)。一方,慢性の咳を診察するうえで,上気道(喉頭癌,下咽頭癌など)や下気道(肺癌,肺結核,間質性肺炎など)の重篤な疾患を原因として見逃してはならない。肺に明確な陰影を呈さない下気道原因疾患で頻度が高いのは,喘息,咳喘息,アトピー咳嗽である。そのほか,薬剤誘発性咳嗽,かぜ症候群後遷延性咳嗽,X線透過性気道異物の存在も忘れてはならない。これらが否定され,単純な乾性咳嗽ではなく特徴的な咳を呈し,生活環境に原因となる問題があれば,心因性咳嗽(psychogenic cough)を考慮することになる。心因性咳嗽は診断が難しくホスピタルショッピングの原因となっており,また,一般医,呼吸器内科医,耳鼻咽喉科医では治療に難渋することがあるので状況によっては早期に専門医へ依頼するなど,診療上の取り扱いに注意を要する。

目でみる耳鼻咽喉科

喉頭結核の1例

著者: 渡辺太志 ,   大河内喜久 ,   佐伯忠彦 ,   榊優

ページ範囲:P.906 - P.908

Ⅰ.はじめに

 喉頭結核は肺結核に続発して発症することが多く,結核菌を排菌している可能性が高い1~3)。そのため院内感染や家族内感染の原因になりやすく,早期に診断することが重要である。今回,確定診断までに約3か月を要した喉頭結核の1例を経験したので,喉頭所見の変化を中心に報告する。

Current Article

耳科手術における耳介軟骨の使用法

著者: 下郡博明

ページ範囲:P.909 - P.915

Ⅰ はじめに

 1963年,Jansenら1)が耳介軟骨を再検材料に用いた鼓室形成術を報告して以来,耳科手術における耳介軟骨の有用性は多く報告されている。その利点として,同一術野から採取できること,至適な形状に容易に加工できること,安定して生着することが挙げられる。真珠腫性中耳炎に対してわれわれが現在行っている術式は,経外耳道的に上鼓室を開放して病変に応じて乳突洞方向へ削開を進める,いわゆるretrograde drilling on demandと呼ばれるものである。削開した上鼓室側壁,外耳道後壁は硬組織で再建を行う。このときの再建材料として,耳介軟骨を頻用している。さらには,耳小骨連鎖再建にも耳介軟骨をトリミングして用いている。これらは一般的によく行われている使用法である。ところが,手術前の患者に対する説明の際,耳介軟骨を用いた再建を行うむねを申し上げたところ,そんなに軟骨を採取して外観など問題ないのかという質問を受けた。検討した結果,過去のそのようなことを明確に記載したものは認めないことが判明した。

 本稿では,まず筆者らが過去に行った耳介軟骨採取後の耳介の変形に関する検討結果を紹介し,側壁・後壁再建,耳小骨連鎖再建以外にわれわれが行っている耳介軟骨の使用法を,最近の試みを含めて述べる。

シリーズ 知っておきたい生理・病態の基礎

11.嚥下

著者: 三枝英人

ページ範囲:P.959 - P.964

Ⅰ はじめに

 嚥下障害は,あくまで原因となる何らかの疾患や病態があって,その結果か,もしくは二次的に発症するものであり,“嚥下障害病”というものがあるわけではない。したがって,ある一定の診断基準や治療指針に従って,治療を行うものでもない。嚥下障害による脱水・栄養障害に対しては経鼻経管栄養や経胃瘻栄養,中心静脈栄養が,誤嚥や肺炎に対しては気管内挿管や気管切開を行う,禁飲食の上,抗菌薬を投与するといった治療はあくまで嚥下障害に対する対応であって,嚥下障害に対する直接的な治療ではない。また,しばしば,嚥下障害を有する患者に対して,口腔内への寒冷刺激や“嚥下体操”と称される舌や顔面表情筋の運動,カプサイシン含有のガムなどを用いた訓練(?)などが,ただ闇雲に行われ,結局のところ何の改善もみられないで,貴重な数か月を無駄に過ごすということも現実的には多くある。このような場合でも,『摂食機能療法(185点)』として保険点数が加算されているとなれば,大きな問題であるといわざるを得ない。

 嚥下障害に対する治療を行う場合,最も重要なことは,水分・栄養摂取の問題,下気道に対する対処について考えることは当然であるが,なぜ,『この患者』に嚥下障害が起こっているのか,何が嚥下障害を起こす原因であり,嚥下障害が改善しない,もしくは遷延する要因であるのか,何が不利な条件を演出しているのかについて,実際の患者を診察し,考察を進めることである。まず,嚥下内視鏡検査や嚥下透視検査でも,嚥下訓練でもないことに留意する必要がある。

12.発声・構音

著者: 兵頭政光

ページ範囲:P.965 - P.970

Ⅰ はじめに

 音声言語は人のコミュニケーションの手段としてきわめて重要な機能であり,人が人たるゆえんでもある。音声言語は声を生成する過程である発声と,言葉を生成する過程である構音および発語からなる。発声は肺からの呼気流により声帯が振動して喉頭原音をつくる機能であり,その調節には呼気および喉頭の機能が関与する。また,構音は声道の形態を変化させることで喉頭原音を修飾して意味をもつ語音に変換する操作であり,口腔,鼻腔,咽頭,喉頭などが関与する。これらの発声および構音に関与する器官は特殊な解剖学的構造をもち,複雑で緻密な神経機構により調節されている。

原著

耳下腺内リンパ節転移を初発症状とした上咽頭癌の1例

著者: 中屋宗雄 ,   大貫裕香 ,   籠谷領二 ,   渡辺健太 ,   阿部和也

ページ範囲:P.971 - P.974

Ⅰ はじめに

 上咽頭癌は早期にリンパ節転移をきたしやすく,上咽頭癌の初発症状の70%は頸部リンパ節腫脹といわれている1)。また,上咽頭癌は解剖学的に原発巣が発見されにくく進行癌として発見されることが多い2)

 今回われわれは,当初,耳下腺扁平上皮癌と考え手術を行ったが,臨床経過から,耳下腺内リンパ節転移を初発症状とした上咽頭癌と考えられた,稀な1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。

--------------------

あとがき

著者: 小川郁

ページ範囲:P.982 - P.982

 先週,事業仕分け第3弾がありました。政権交代した民主党の目玉政策の一つとして昨年の11月に国の449事業の見直しで始まった事業仕分けですが,今回は特別会計にメスを入れようとするもので,年金特別会計や社会資本整備事業特別会計などが注目されました。私もこれまで事業仕分けを『蓮舫劇場』として人事のように楽しんできましたが,どうも人事とばかりはいっていられなくなってきました。文部科学省の大学院教育事業やGCOEプログラムにまで影響が出てきました。医学や科学の分野で世界をリードするための若手研究者育成に十分な資金援助ができるように適切な事業仕分けがなされることを切に期待したいと思います。

 さて,今月号の特集は『耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応』です。昨今の超高齢化に伴う社会環境の変化などに伴って心因性疾患が増加しています。特に感覚器や口腔・咽喉頭疾患を扱う耳鼻咽喉科では心因性疾患の罹患率が高いといわれています。第2回耳鼻咽喉科心身医学研究会が昨月開催されましたが,その特別講演で日本大学心療内科診療部長の村上正人先生は日本では心療内科医育成の環境が整うのにはもう少し時間がかかるため,各診療科で各領域の心因性疾患の診断・治療ができるような教育を行うことが望まれるとコメントされていました。本特集はまさにそのテキストとしても最適で耳鼻咽喉科の心因性疾患と各疾患への対応がわかりやすくまとめられています。是非,通読されることをお勧めします。Current Articleは下郡博明先生に『耳科手術における耳介軟骨の使用法』を解説していただきました。図と写真を多用したわかりやすいテキストで特にこれから耳科手術を習得しようとする先生にお勧めです。シリーズは三枝英人先生の『嚥下』,兵頭政光先生の『発音・構音』です。両論文とも嚥下,発音・構音の生理と病態の知識の整理に大変役立つことと思います。目でみる耳鼻咽喉科は『喉頭結核』です。残念ながら結核撲滅までのハードルは高く,依然として耳鼻咽喉科臨床の最前線では決して忘れてはならない疾患です。

基本情報

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1316

印刷版ISSN 0914-3491

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

95巻13号(2023年12月発行)

特集 めざせ! 一歩進んだ周術期管理

95巻12号(2023年11月発行)

特集 嚥下障害の手術を極める! プロに学ぶコツとトラブルシューティング〔特別付録Web動画〕

95巻11号(2023年10月発行)

特集 必見! エキスパートの頸部郭清術〔特別付録Web動画〕

95巻10号(2023年9月発行)

特集 達人にきく! 厄介なめまいへの対応法

95巻9号(2023年8月発行)

特集 小児の耳鼻咽喉・頭頸部手術—保護者への説明のコツから術中・術後の注意点まで〔特別付録Web動画〕

95巻8号(2023年7月発行)

特集 真菌症—知っておきたい診療のポイント

95巻7号(2023年6月発行)

特集 最新版 見てわかる! 喉頭・咽頭に対する経口手術〔特別付録Web動画〕

95巻6号(2023年5月発行)

特集 神経の扱い方をマスターする—術中の確実な温存と再建

95巻5号(2023年4月発行)

増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル

95巻4号(2023年4月発行)

特集 睡眠時無呼吸症候群の診療エッセンシャル

95巻3号(2023年3月発行)

特集 内視鏡所見カラーアトラス—見極めポイントはここだ!

95巻2号(2023年2月発行)

特集 アレルギー疾患を広く深く診る

95巻1号(2023年1月発行)

特集 どこまで読める? MRI典型所見アトラス

94巻13号(2022年12月発行)

特集 見逃すな!緊急手術症例—いつ・どのように手術適応を見極めるか

94巻12号(2022年11月発行)

特集 この1冊でわかる遺伝学的検査—基礎知識と臨床応用

94巻11号(2022年10月発行)

特集 ここが変わった! 頭頸部癌診療ガイドライン2022

94巻10号(2022年9月発行)

特集 真珠腫まるわかり! あなたの疑問にお答えします

94巻9号(2022年8月発行)

特集 帰しちゃいけない! 外来診療のピットフォール

94巻8号(2022年7月発行)

特集 ウイルス感染症に強くなる!—予防・診断・治療のポイント

94巻7号(2022年6月発行)

特集 この1冊ですべてがわかる 頭頸部がんの支持療法と緩和ケア

94巻6号(2022年5月発行)

特集 外来診療のテクニック—匠に学ぶプロのコツ

94巻5号(2022年4月発行)

増刊号 結果の読み方がよくわかる! 耳鼻咽喉科検査ガイド

94巻4号(2022年4月発行)

特集 CT典型所見アトラス—まずはここを診る!

94巻3号(2022年3月発行)

特集 中耳・側頭骨手術のスキルアップ—耳科手術指導医をめざして!〔特別付録Web動画〕

94巻2号(2022年2月発行)

特集 鼻副鼻腔・頭蓋底手術のスキルアップ—鼻科手術指導医をめざして!〔特別付録Web動画〕

94巻1号(2022年1月発行)

特集 新たに薬事承認・保険収載された薬剤・医療資材・治療法ガイド

icon up
あなたは医療従事者ですか?