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目でみる耳鼻咽喉科
文献概要
Ⅰ.はじめに
喉頭結核は肺結核に続発して発症することが多く,結核菌を排菌している可能性が高い1~3)。そのため院内感染や家族内感染の原因になりやすく,早期に診断することが重要である。今回,確定診断までに約3か月を要した喉頭結核の1例を経験したので,喉頭所見の変化を中心に報告する。
喉頭結核は肺結核に続発して発症することが多く,結核菌を排菌している可能性が高い1~3)。そのため院内感染や家族内感染の原因になりやすく,早期に診断することが重要である。今回,確定診断までに約3か月を要した喉頭結核の1例を経験したので,喉頭所見の変化を中心に報告する。
参考文献
1)大谷真喜子・他:結核症例の特徴―最近の報告.耳喉頭頸 72:177-183,2000
2)宇野敏行・他:喉頭結核の診断.耳鼻臨床 95:1286-1287,2002
3)高木秀朗・他:喉頭結核.日気食会報 52:383-386,2001
掲載誌情報