Ⅰ.はじめに
鼓室形成術後の聴力成績を報告する際の基準は,いくつかの国で標準化されている。わが国においては,気骨導差,聴力改善,聴力レベルの3判定基準を組み合わせた聴力改善の成績判定案〔日本耳科学会(以下,耳科学会と略す),1999年〕が用いられている1)。欧米の基準である伝音難聴の治療成績に対する評価ガイドライン〔American Academy of Otolaryngology-Head and Neck Surgery(AAO-HNS)1995年〕2)では,気骨導差のみを判定基準としており,本邦案とは少し異なる。両ガイドラインの運用上の注意点などについて述べる。
また,手術後に耳漏やデブリの溜まりが消失しメインテナンスフリーの状態になることが鼓室形成術の最終的な目標となる。よく含気化された中耳の構築は,聴力を含むこれらの機能を安定的に維持するための必要条件となる。術後含気腔評価については,標準化された方法はないが,機能評価の一法を紹介したい。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科82巻6号
2010年05月発行
雑誌目次
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
1.鼓室形成術
著者: 松田圭二 , 三代康雄 , 東野哲也
ページ範囲:P.359 - P.365
2.鼻内内視鏡手術
著者: 春名眞一
ページ範囲:P.367 - P.373
Ⅰ.はじめに
鼻内内視鏡手術(endoscopic sinus surgery:ESS)後の機能評価法として画像所見,鼻内内視鏡所見,線毛機能,嗅覚機能,鼻腔通気度,下気道検査が挙げられる。鼻症状(鼻閉,鼻漏,後鼻漏,嗅覚障害など)は,聴力と異なり他覚的に症状を表現させることは難しく,上記の評価法を術後の自覚症状の改善程度と照らして評価している報告が多い。
3.嚥下機能改善手術
著者: 藤本保志
ページ範囲:P.375 - P.382
Ⅰ.嚥下機能改善手術の定義
嚥下機能改善手術とは喉頭を温存しつつ,より安全な経口摂取を目指した手術のことと定義される。気道と発声機能を温存するため,気道防御機構が維持されていることが条件となる。具体的には咳反射や痰の喀出力などの程度の評価が重要である。
喉頭全摘術,気管喉頭分離術,喉頭閉鎖術など音声を犠牲にしても絶対に誤嚥しない構造をつくる術式は“誤嚥防止手術”として区別されることが多い。外科的治療をする前に重要なことは嚥下動態の詳細な評価と病態診断,患者・家族の希望/目標,介護力を含めた総合的な判断である。
4.音声機能改善手術
著者: 谷亜希子 , 大森孝一
ページ範囲:P.384 - P.391
Ⅰ.はじめに
声の障害を訴えて来院した患者に対しては,喉頭疾患の診断と声の障害の程度を客観的に評価したうえで,治療方針を決定する。喉頭疾患の診断には,詳細な問診,内視鏡での視診やストロボスコピーによる声帯振動の評価などが実施され,音声障害の評価には聴覚心理的評価,音響分析検査,空気力学的検査などが用いられる。音声障害の原因として良性疾患が考えられれば,一般に音声機能改善手術の適応となる。病変が軽度の場合はまず保存的治療や音声訓練を行ってみて改善しない場合に手術が選択されることがある。
音声検査は,原因疾患の診断には補助的な役割であるが,音声障害の程度を客観的に把握するのに重要であり,特に治療前後で比較することでその効果を判定することができる1)。音声機能改善手術を行うのであれば,音声の客観的評価,できれば定量的評価を行う必要がある。本稿では,音声機能改善手術の術後機能評価について述べる。
5.頸部郭清術
著者: 鬼塚哲郎 , 田沼明
ページ範囲:P.393 - P.398
Ⅰ.はじめに
頸部リンパ節転移の浸潤などによって副神経が切除されると,体積の大きな僧帽筋の脱神経により,肩の下垂,鎖骨上の陥没,肩周囲関節の偏位,上肢運動障害などを伴うshoulder syndromeと呼ばれる状態となる。一方,近年一般的となった副神経を保存する頸部郭清術においても僧帽筋麻痺が回避できているわけではない。術中の筋鉤をはじめとした副神経への障害により,多くが僧帽筋麻痺をきたしていることが知られている。この僧帽筋麻痺は一過性であるが,適切な指導が行われないと,肩周囲の複数の関節障害に発展し,運動障害や痛みなどの後遺症を残すことになる。根治的,保存的の頸部郭清術のいずれにしろ,僧帽筋麻痺に対する評価と適切なリハビリテーションが行われれば,上肢機能の改善が得られる。ここでは,頸部郭清術後の僧帽筋麻痺の上肢機能に与える重要性とその評価,対応,経過などを述べる。
目でみる耳鼻咽喉科
下咽頭に腫瘤性病変をきたした尋常性天疱瘡の1例
著者: 齋藤亜希子 , 池園哲郎 , 中溝宗永 , 酒主敦子 , 堺則康 , 川名誠司 , 功刀しのぶ , 土屋眞一 , 八木聰明
ページ範囲:P.354 - P.356
Ⅰ.はじめに
尋常性天疱瘡は,約半数の症例で口腔内に初発し,約5か月で全身の粘膜,皮膚に広がるといわれる1)。今回,われわれは口腔多発潰瘍に加えて,下咽頭にも腫瘤性病変をきたした天疱瘡の1例を経験したので報告する。
シリーズ 知っておきたい生理・病態の基礎
5.顔面運動
著者: 勝見さち代 , 江崎伸一 , 村上信五
ページ範囲:P.399 - P.404
Ⅰ はじめに
顔面運動は顔面神経に支配される表情筋の動きである。表情筋は横紋筋であるが骨格筋と異なり皮筋,すなわち顔面頭蓋に張る菲薄な筋群である。随意的に額や眉間のしわ寄せ,閉眼,開眼,眉間のしわ寄せ,口の動きなどを行うとともに,感情や情緒をも表現することができる。顔面運動の異常には動きが悪くなる麻痺(paralysis)と過剰に動くhyperkinesiaがある。前者の代表は顔面神経麻痺で後者の代表は顔面痙攣である。
原著
開口障害で耳鼻咽喉科を初診した破傷風の2症例
著者: 芦澤圭 , 中山雅博 , 谷紘輔 , 髙橋邦明
ページ範囲:P.409 - P.412
Ⅰ はじめに
破傷風(tetanus)は破傷風菌(
深頸部・縦隔膿瘍を生じた壊死性筋膜炎の1例
著者: 山口洋平 , 西田幸平 , 小林正佳 , 竹内万彦
ページ範囲:P.413 - P.417
Ⅰ はじめに
頸部壊死性筋膜炎は筋膜や筋肉のみならず皮膚や皮下組織へも急速に出血性壊死性病変が拡大する重篤な病態である1)。下降性に縦隔まで炎症が及ぶと縦隔膿瘍を形成して治療に難渋することもあるので,早急かつ適切な治療が必要である。特に高齢者では,全身性疾患の合併症を伴う例が多く,急激な経過をとる場合や,また自覚症状が乏しく訴えが少ないために診断と治療が遅れて死に至る場合があるので,注意が必要である。
今回われわれは,頸部壊死性筋膜炎から深頸部膿瘍と縦隔膿瘍を形成し,治療に難渋した高齢の症例を経験したので,文献的考察を含めて報告する。
鏡下囁語
Lucerne Festival(ルツェルン音楽祭)
著者: 髙坂知節
ページ範囲:P.405 - P.408
スイスのほぼ中央部にある州都ルツェルンは,人口約7万5千人の比較的小さな湖畔の街である(写真1)。この街を世界的に有名にしているのがクラシック音楽祭で,特に毎年夏に行われている音楽祭には世界各国からクラシックファンが集まってくる。この音楽祭の起源は,1910年代に遡ることができるほど歴史的なイベントであるが,オーストリアのザルツブルグ音楽祭が隆盛を極めるに従って徐々に衰退し,1920年代にはほとんど行われなくなったという。ところが,ナチスによる強引なオーストリア併合があってザルツブルグ音楽祭が中止されてしまうと,状況が一変して再びこの地での音楽祭が息を吹き返すことになった。もともとこの風光明媚な湖畔には,リヒャルト・ワーグナーやセルゲイ・ラフマニノフが暮らしたことがあり,ヨーロッパ各地の音楽家達がしばしば彼らを訪れたこともあって,有名な観光地としてはクラシック音楽との所縁が深い土地柄でもあった。なかでも,ルツェルン音楽祭の発祥にかかわりのある,リヒャルト・ワーグナーとその妻コジマが愛の巣を営んだ郊外のトリープシェンにある白亜の館は,現在もワーグナー博物館として一般に公開されている(写真2)。超絶技巧のピアニスト兼作曲家として有名なフランツ・リストの娘であり,父親の愛弟子に当たる指揮者のハンス・フォン・ビューローとの間に既に2人の子どもをもうけていたコジマが,1862年にリヒャルト・ワーグナーと初めて出会い,次第に惹かれるようになった。その3年後にはワーグナーとの間に長女イゾルデが誕生し,やがてルツェルン郊外トリープシェンの館に移り住むことになったのだ。有名な『ジークフリート牧歌』は,1870年12月25日のコジマの誕生日のプレゼントとして作曲され,その朝に館の寝室横の階段で,ワーグナー自らが指揮をして友人達によって演奏された。事前にそのことを知らされていなかったコジマは,寝室から出てきてその様子を見て驚くと同時にいたく感激したと伝えられている。『ジークフリート牧歌』は室内オーケストラのための音詩あるいは交響詩といわれ,その初演の朝には狭い階段に譜面台が慎重に並べられてチューリッヒから駆けつけた選りすぐりの楽団員達によって数回にわたって繰り返し演奏されたという。ワーグナー家では,この曲を『階段の音楽』と呼んで大切に保管したため,楽譜が出版されて一般に公開されるまでにはそれから8年ほどを要した。
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あとがき フリーアクセス
著者: 吉原俊雄
ページ範囲:P.424 - P.424
あとがきを書いている今日は4月も後半,そろそろ花粉症が終息に向かっていくところです。今年は患者さんにとっては比較的過ごしやすいシーズンだったと思いますが,その一方で毎日の温度が真冬になったり,初夏になったり,また東京では一昨日みぞれが降り,地方によっては季節はずれの雪が積もりました。さらにはアイスランドの火山爆発とまさに異常気象に振り回されています。農作物にとっても痛手となっていますが,体調を崩し風邪ひきの患者さんも多くみられます。
政局も不安定,景気もいまひとつ。医師会もJ党支持かM党支持かと意見が分かれていますが,現与党のM党も近いうちにどうなるかも不透明。病院向け診療報酬がアップするとのことですが,勤務医の待遇改善に直接反映するかは不透明……などなど,天候と同様で落ち着きません。今年の終わり頃にはどういう状態になっているのか予想がつきませんが,すべて前向きにかつ楽天的に考えたいところです。
基本情報

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90巻10号(2018年9月発行)
特集 どこが変わった頭頸部癌診療ガイドライン
90巻9号(2018年8月発行)
特集 知っておきたい顎顔面形成外科の知識
90巻8号(2018年7月発行)
特集 知っておきたい遺伝学的検査と遺伝外来ABC
90巻7号(2018年6月発行)
特集 知っておきたい麻酔の知識
90巻6号(2018年5月発行)
特集 目からウロコ 内視鏡時代の臨床解剖
90巻5号(2018年4月発行)
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
90巻4号(2018年4月発行)
特集 基本診察・処置・手術のABC
90巻3号(2018年3月発行)
特集 頭頸部癌に対する薬物療法—最新情報
90巻2号(2018年2月発行)
特集② 知っておきたい眼科疾患の知識
90巻1号(2018年1月発行)
特集 こんなときどうする? 術中・術後のトラブル対応
89巻13号(2017年12月発行)
特集 どこが変わった頭頸部がんTNM分類
89巻12号(2017年11月発行)
特集 知っておきたい難治性副鼻腔疾患の診療
89巻11号(2017年10月発行)
特集② 知っておきたい耳鼻咽喉科の在宅医療
89巻10号(2017年9月発行)
特集 レーザー治療の最前線—コツとピットフォール
89巻9号(2017年8月発行)
特集 自宅でできるリハビリテーションのレシピ
89巻8号(2017年7月発行)
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89巻4号(2017年4月発行)
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88巻11号(2016年10月発行)
特集 頸部郭清術のNew Concept
88巻10号(2016年9月発行)
特集 外リンパ瘻診療の新しい展開
88巻9号(2016年8月発行)
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88巻7号(2016年6月発行)
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88巻6号(2016年5月発行)
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88巻5号(2016年4月発行)
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88巻3号(2016年3月発行)
特集 新しい指定難病制度を理解する
88巻2号(2016年2月発行)
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88巻1号(2016年1月発行)
特集 小児の中耳炎を究める
87巻13号(2015年12月発行)
特集 漢方薬を使いこなす
87巻12号(2015年11月発行)
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87巻11号(2015年10月発行)
特集 心へのアプローチ—心療耳鼻咽喉科外来
87巻10号(2015年9月発行)
特集 長引く咳を診る
87巻9号(2015年8月発行)
特集② 今また結核を見直す
87巻8号(2015年7月発行)
特集② 味と味覚障害の最前線
87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
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85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射