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書評
骨・関節X線写真の撮りかたと見かた 第8版
著者: 小寺吉衞1
所属機関: 1名古屋大学・放射線科学
ページ範囲:P.630 - P.630
文献購入ページに移動刻々と変化する撮影法や読影法にも対応
本書が第8版と伺って驚くとともに著者堀尾重治氏の不断の努力と研鑽に敬服するばかりである。医用画像機器の進歩発展は著しく,その撮影法や読影法は刻々変化している。その中で,このような書を長く世に送り出すためには並々ならぬ力量が必要であることはいうまでもない。
本書を見てまず目に付くのは図が大変明瞭でわかりやすいことである。部位ごとに解剖図,撮影法,画像があり,それらの部位で考えられる疾患の画像として単純X線像が,必要であればCT像,MR像が繊細なタッチで描画されている。解剖図も画像も,すべての図が著者の手によって描かれているのが本書の大きな特徴であり,病態のとらえかたが初心者にも理解しやすい。また随所に参考・noteというコラムや表があり,症状の解説や読影のポイントなどが記述されている。
本書が第8版と伺って驚くとともに著者堀尾重治氏の不断の努力と研鑽に敬服するばかりである。医用画像機器の進歩発展は著しく,その撮影法や読影法は刻々変化している。その中で,このような書を長く世に送り出すためには並々ならぬ力量が必要であることはいうまでもない。
本書を見てまず目に付くのは図が大変明瞭でわかりやすいことである。部位ごとに解剖図,撮影法,画像があり,それらの部位で考えられる疾患の画像として単純X線像が,必要であればCT像,MR像が繊細なタッチで描画されている。解剖図も画像も,すべての図が著者の手によって描かれているのが本書の大きな特徴であり,病態のとらえかたが初心者にも理解しやすい。また随所に参考・noteというコラムや表があり,症状の解説や読影のポイントなどが記述されている。
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