文献詳細
目でみる耳鼻咽喉科
OK-432硬化療法が著効した舌根部正中頸囊胞の1例
著者: 岡良和1 野中学1 吉原俊雄1
所属機関: 1東京女子医科大学耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.724 - P.726
文献概要
正中頸囊胞は,頸部正中線上の舌骨付近にできることが多いが,稀に舌根部に認められる1,2)。一般に手術により完治するが,時に再発することがある。今回われわれはOK-432(ピシバニール®)硬化療法が著効した舌根部の再発性正中頸囊胞の1例を経験したので報告する。
参考文献
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