Ⅰ HPVとは
ヒト乳頭腫ウイルス(human papillomavirus:HPV)は,ヒトの皮膚や粘膜などに存在する,ごくありふれたウイルスである。大きさは約50nmで,正二十面体構造のキャプシド構造内に二本鎖環状DNAをゲノムとしてもっている。現在,120種類以上の型が知られているが,低リスク群と高リスク群に分類される。低リスク群には6,11,42,43,44型などが属し,疣や尖圭コンジローマの発生に関連し,一方,高リスク群には16,18,31,33,35型などが含まれ,その持続感染は子宮頸癌などの悪性腫瘍の原因になるとされている1)。世界的にみて子宮頸癌患者からは16,18型が高率に検出されているが,わが国においては16,18型は約60%程度であり,その他の52,58,33型も比較的高率に検出されている2)。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科84巻2号
2012年02月発行
雑誌目次
特集 ワクチン
HPV
著者: 徳丸裕
ページ範囲:P.97 - P.101
インフルエンザ桿菌
著者: 菅原一真 , 山下裕司
ページ範囲:P.103 - P.105
Ⅰ インフルエンザ桿菌について
インフルエンザ桿菌は1889年,1890年のインフルエンザの世界的大流行の際,病原体として発見された。後にインフルエンザの病原体がインフルエンザウイルスであることが明らかにされたため,発見の歴史をその名に残し,インフルエンザ桿菌(
インフルエンザ桿菌は上気道に存在するグラム陰性桿菌であり,ポリサッカライド抗原をもたない無莢膜型(nontypable)と抗原をもつ莢膜型に分類される。莢膜型は莢膜多糖体の抗原性より,6つの血清型(a~f)に分類される。臨床的に重要となるのは無莢膜型と莢膜型のtype b(Hib)とされている1)。インフルエンザ桿菌の自然宿主はヒトのみであり,特に小児では60~90%で上気道粘膜に保菌していることが知られており,就学前の幼児に最も多いとされる。無莢膜型は粘膜感染症である中耳炎,副鼻腔炎,気管支炎,肺炎の起炎菌となることが知られており,小児の中耳炎,肺炎においては,肺炎球菌,モラキセラ・カタラーリスを含めて3大起炎菌といわれる2)。より臨床的に重要なものがHibであり,細菌性髄膜炎などの侵襲型インフルエンザ菌感染症の原因菌として知られる。欧米よりも罹患率は低いものの,わが国でも4か月~5歳児に発症した細菌性髄膜炎の70~72%の起炎菌がインフルエンザ桿菌であり,その大多数がHibとされている3)。わが国では,2007年にHib莢膜多糖体蛋白結合ワクチン(商品名:アクトヒブ®)が厚生労働省に承認され,2008年より発売,接種が可能になった。本稿では,このHibに対するワクチンについて解説する。
インフルエンザ(新型含む)
著者: 増田佐和子
ページ範囲:P.107 - P.113
Ⅰ はじめに
インフルエンザは,わが国では毎年初冬から春先にかけて流行する。インフルエンザウイルス感染後,1~3日の潜伏期間を経て急激に出現する発熱,悪寒,頭痛,咽頭痛,筋肉痛,不快感,食思不振,乾性咳嗽,鼻漏,眼症状などを特徴とし,小児では消化器症状,熱性痙攣,下気道感染,中耳炎の合併率も高い1)。ほとんどが自然治癒するが,肺炎,気管支炎,脳症・脳炎などの合併症を起こし重症化する場合もある2)。また,ひとたびパンデミックとなると社会的な影響はきわめて大きい。2009年のブタ由来のH1N1ウイルスによるパンデミックの際にみられた混乱は,今後の医療行政のみならず,一般社会のありかたに大きな課題を示した。
ワクチンがインフルエンザウイルス感染および合併症予防の最も有効な手段であることは広く認められている3)。本稿では,疾患としてのインフルエンザの知識とともに,ワクチンと感染予防,治療も含めて概説したい。
麻疹・風疹
著者: 齋藤義弘
ページ範囲:P.115 - P.119
Ⅰ はじめに
2007年12月28日に厚生労働大臣から「麻しんに関する特定感染症予防指針」1)が告示され,2012年の麻疹排除(WHOは2005年に日本を含む西太平洋地域の麻疹排除の目標を2012年と設定している)に向けた本格的な取り組みが,わが国においても始まった。この指針に基づいて2008年1月より麻疹と風疹はそれまでの五類感染症定点把握疾患から全数把握疾患に変更され,診断したすべての医師は7日以内に保健所に届け出なければならなくなった。また2008年4月より5年間の制限つきで麻疹と風疹の定期予防接種が,第1期(1歳児)と第2期(小学校就学前の1年間に当たる児)に加え,第3期(中学1年生相当年齢),第4期(高校3年生相当年齢)にも拡大され,麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)による接種が行われている。
麻疹の排除とは,国外で感染した者が国内で発症する場合を除き,麻疹の診断例が1年間に人口100万人当たり1例未満であり,かつウイルスの伝播が継続しない状態と定義されている2)。麻疹排除の目標年度である2012年を迎え,わが国の麻疹,風疹の現状と今後の課題について概説する。
ムンプス
著者: 藤原圭志 , 古田康 , 福田諭
ページ範囲:P.121 - P.123
Ⅰ はじめに
流行性耳下腺炎はパラミクソウイルス科に属するムンプスウイルスによる感染症で,両側もしくは片側性の耳下腺部のびまん性腫脹,疼痛,発熱を主症状とする。小児期に好発し,3~6歳で約60%を占めている1)。抗ウイルス剤などの特異的な治療法はなく,感染した場合は解熱鎮痛剤などによる対症療法が中心となり,弱毒生ワクチンによる予防が重要である。ムンプスワクチンの歴史と現況,副反応,必要性について概説する。
肺炎球菌
著者: 平野隆
ページ範囲:P.125 - P.130
Ⅰ はじめに
肺炎球菌は,ブドウ球菌とならびヒトに対して病原性の強いグラム陽性球菌であり,感染症原因菌として最も頻回に分離される細菌の1つである。肺炎球菌は厚い莢膜をもった細菌で,莢膜は細胞質で合成された単糖体が重合し,細胞膜転移酵素により細胞表面に移動した多糖体であり,細胞壁のpeptideglycanと共有結合している。その莢膜多糖体の抗原特異性は多様であり,90種類以上もの血清型に分類されている。肺炎球菌はヒトの鼻咽腔,特に幼小児期早期において鼻咽腔に定着し,連続的もしくは同時に多数の血清型の肺炎球菌の定着を20~40%と高率に認め,その後,鼻咽腔への定着率は減少するものの,成人の鼻咽腔においても10%近くに認められる。幼い兄弟が存在する場合や,保育園などに通園している小児に保菌率が高く,成人においては喫煙,気管支喘息,急性上気道炎などが保菌への危険因子と挙げられている1)。しかし,ウイルス感染などのさまざまな要因をきっかけとして,その病原性を発揮するようになる。肺炎球菌が原因となる感染症としては肺炎,中耳炎,副鼻腔炎などの呼吸器関連領域感染症のみならず,侵襲性肺炎球菌感染症(invasive pneumococcal disease:IPD)と総称される髄膜炎,菌血症などの全身感染症などの原因菌として挙げられる。特に市中肺炎では,報告地域や国にかかわらず肺炎球菌が原因菌の第1位であり,わが国においても症例全体の20~30%が肺炎球菌性肺炎であると報告されている2,3)。また成人の髄膜炎症例において肺炎球菌によるものが約30~40%で第1位であり4),小児細菌性髄膜炎においてもインフルエンザ菌と並び肺炎球菌が2大起炎菌の1つとして挙げられる。世界的にはIPDの80%以上を閉める代表的な血清型は20種類であり,主な血清型として14,4,1,6A,6B,3,8,7F,23F,18C,19F,9Vであり,小児において血清型はより限局されており6,14,18,19,23Fが主として挙げられる。急性中耳炎を発症する一般的な血清型は3,6A,6B,9V,14,19A,19F,23Fであり,1,5,7Fは稀とされている1)。耳鼻咽喉科領域としては,中耳炎や副鼻腔炎などが主たる肺炎球菌性感染症であり,急性扁桃炎,急性咽頭喉頭炎などの起炎菌としては少ない。近年,肺炎球菌性急性上気道炎の治療法として多剤耐性菌の出現に伴い,肺炎球菌ワクチンの重要性が認識されている。以下,国内で使用されている肺炎球菌ワクチンおよび今後導入されうる海外で使用されているワクチンについて述べる。
百日咳
著者: 太田和代 , 望月博之
ページ範囲:P.131 - P.135
Ⅰ はじめに
現行の百日咳ワクチンは,世界に先がけて日本で開発した無菌体百日咳ワクチン(acellular pertussis vaccine)で,1981年からDPT(diphteria toxioid,acellular pertussis and tetanus toxoid;沈降精製ジフテリア・無菌体百日咳・破傷風)ワクチンとして接種されている。それ以前に使われていた全菌体ワクチン(whole cell vaccine)で問題となっていた重篤な副反応はなく,接種率の上昇とともに乳幼児の百日咳患者数は激減し,その有効性と高い安全性は世界でも認められている。一方,2002年頃から年長児,成人の百日咳の増加が問題となっている。百日咳の疫学,年齢による症状の違い,現行のワクチンと今後の課題について概説した。
サイトメガロウイルス感染症とサイトメガロウイルスワクチン
著者: 小川洋
ページ範囲:P.137 - P.141
Ⅰ はじめに
サイトメガロウイルスは免疫健常な宿主に感染した場合,無症候性または軽症の症状を呈するのみで,ほかのヘルペスウイルスと同様に初感染後宿主の体内に潜伏感染し,生涯宿主と共存するという特徴をもつ。いったん潜伏した後,再活性化する場合も多くは無症候性であり,典型的な例は妊婦や授乳中の母親における再活性化である。ウイルスは妊娠が進むにつれて産道に,そして分娩後は母乳の中に大量に排泄されるようになるが,母体にウイルス血症が起こることはなく,まったく無症候性である1)。サイトメガロウイルス感染(CMV infection)とは血液やそのほかの検体から体内にCMVが同定される状態を意味し,臓器障害など臨床症状を伴うCMV感染症(CMV disease)からは区別される。CMV感染はCMV感染症の前段階にあるが,CMV感染がすべてCMV感染症に移行するわけではない2)。CMV感染で問題となるのは胎内感染と,免疫不全に陥った患者における感染,再活性化である。
CMV胎内感染症は,先天性ウイルス感染症の中で,最も頻度が高く(全新生児の0.2~2.2%)といわれ,症候性感染児の死亡率は30%にも上り,神経学的異常が60%に認められる3)。先進国における先天性中枢神経系障害の原因としてダウン症候群に匹敵する大きな割合を占めている4)。わが国における発生頻度に関して,札幌医科大学のグループが25年間におよぶ1万人の調査を行った結果から全出生児300人に1人程度が胎内感染し,その1割強が症候性であったと報告している5)。出生時無症候であっても,一部が聴覚障害,精神発達遅滞などの障害を遅発性に引き起こすことが知られている。胎内感染は妊婦の初感染に続いて起こる可能性が高く,わが国での妊孕可能女性の抗体価が低下しており,胎内感染の増加が懸念されている6)。
一方,後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficiency syndrome:AIDS)などの免疫不全個体,移植レシピエント,癌化学療法や造血幹細胞移植時における免疫抑制剤の使用など,宿主の免疫が低下した際に潜伏感染状態から再活性化し,重篤な日和見感染症やさまざまな病態を引き起こす。先天性CMV感染症やCMVの再燃,再感染に対する治療としてガンシクロビルなどの抗ウイルス剤の投与,高力価ガンマグロブリンの投与などがあるが,CMV感染症を発症させないためにワクチンによる治療が期待されている。今までCMVに対する有効なワクチンがなく,CMV胎内感染症,移植医療におけるCMV感染症に対しての根本的な治療としてワクチンの開発が進められてきた。本稿ではサイトメガロウイルス感染症とサイトメガロウイルスワクチンに関して解説する。
目でみる耳鼻咽喉科
乳突皮質形成による残存聴力活用型人工内耳の術後聴力への影響
著者: 塚田景大 , 岩崎聡 , 茂木英明 , 工穣 , 宮川麻衣子 , 西尾信哉 , 宇佐美真一
ページ範囲:P.91 - P.95
Ⅰ.はじめに
現在,低音部は音響刺激で,高音部は人工内耳で音を刺激する残存聴力活用型人工内耳(electric acoustic stimulation:EAS)が登場し,その有用性については広く知られるようになって来た。
EASは,高度難聴を適応とする従来の人工内耳とは異なり,残存聴力をいかに保存できるかが重要な点である。先端が柔らかくより蝸牛に侵襲が少ない電極を用いたり1),正円窓からのアプローチ(round window approach:RWA)が低侵襲で蝸牛組織の損傷を軽減させる2)ことが報告されており,良好な聴力温存を可能にしている。しかし,手術では乳突洞削開術,後鼓室開放術により中耳内を操作するため術後の聴力に気骨導差を生じる。そのため残存聴力活用型人工内耳の術後聴力の評価は中耳が落ち着いた後の術後1か月以降で行われて来た。これまでの重度感音難聴に対する人工内耳と異なり,術前から低音部の残聴がある場合はできるだけ術後に生じる気骨導差の縮小や早期改善に努めることは患者へのQOL向上につながる。
今回われわれは中耳の術後の変化を少なくすることで,術後早期の気骨導差の改善を目的に乳突削開部に骨パテ板を用いた乳突皮質形成を行い,術後1か月までの短期的な鼓膜所見および聴力の経時的変化について検討したので報告し,代表的な症例を合わせて提示する。
原著
鼻腔原発の上皮筋上皮癌の1症例
著者: 平賀幸弘 , 黄淳一 , 霜村真一 , 小山敏雄
ページ範囲:P.143 - P.146
Ⅰ.はじめに
上皮筋上皮癌(epithelial-myoepithelial carcinoma:EMC)は,1972年にDonathら1)によりはじめて報告された唾液腺由来の腫瘍であり,その発生頻度は唾液腺上皮性腫瘍の0.5~1.0%とされる。1991年の第2版WHO分類で初めて唾液腺癌として採用された2)。大唾液腺以外の部位,特に鼻腔内発症の報告はきわめて稀である。
今回われわれは,72歳女性の鼻腔内に発生した1症例を治療し,再発を認めず5年が経過したのでここに報告する。
成人スティル病を合併した下咽頭癌の放射線性喉頭壊死症例
著者: 籠谷領二 , 中屋宗雄 , 大貫裕香 , 渡辺健太 , 阿部和也
ページ範囲:P.147 - P.150
Ⅰ.はじめに
喉頭壊死は頭頸部悪性腫瘍に対する放射線治療により起こりうる稀な晩期合併症であり,照射終了3か月後から12か月後に起こることが多い1)。重度の喉頭壊死に対してはしばしば外科的治療が選択されるが,照射後早期に発症し手術が不可能な状態に陥った報告例は少ない。今回,われわれは成人スティル病を合併しており長期にわたる副腎皮質ステロイドの投与がなされていた下咽頭癌の症例で,放射線治療後早期に喉頭壊死をきたして死亡した1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。
化膿性リンパ節炎で発症した乳児自己免疫性好中球減少症の1例
著者: 上田大 , 大曽根眞也 , 和多田美奈子 , 信原健二
ページ範囲:P.151 - P.154
Ⅰ.はじめに
自己免疫性好中球減少症の多くは乳幼児期に発症し,末しょう血中の抗好中球抗体により好中球の破壊が亢進し,好中球減少をきたす疾患である。頻度は10万人当たり1人で非常に稀な疾患とされている1,2)。今回われわれは,頸部化膿性リンパ節炎を契機に診断された乳児自己免疫性好中球減少症の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。
書評
口蓋裂の言語臨床 第3版 フリーアクセス
著者: 髙戸毅
ページ範囲:P.155 - P.155
口蓋裂の言語臨床における必読の書,待望の改訂版
『口蓋裂の言語臨床 第3版』出版にあたり,心からお慶び申し上げます。斯界における日本有数の執筆陣によって,1987年に本書の初版が,そして2005年には第2版が出版され,初版の出版から既に30年近くの歳月が過ぎましたが,この長きにわたって本書は口唇口蓋裂の治療に携わる多くの医療関係者に読み続けられており,口蓋裂の言語臨床における必読の書となっております。
口唇口蓋裂治療では,患者の成長発育段階に応じて,医師・歯科医師・言語聴覚士など,多分野の専門家から構成されるチームが集学的な治療を行う必要がありますが,本書は,まさにその観点から執筆・編集されており,口蓋裂の言語臨床にかかわるうえで必要な評価と治療について,乳児期から成人期まで年代別に説明しています。一方,近年の科学技術は日進月歩で目を見張るものがありますが,それは口唇口蓋裂の治療に関しても同様で,第2版の出版後わずか6年の間にも新たな手術法が開発され,また,歯科矯正治療を中心に歯科分野でも新たな展開がありました。口蓋裂の言語臨床の領域でも,2007年に『口蓋裂言語検査』が出版され,2010年に『新版構音検査』で音声表記が一部改訂されるなど,大きな変化・進展がありました。これらに対応するために今回の第3版でも第2版と同様に適切な改訂が行われました。
病院内/免疫不全関連感染症診療の考え方と進め方 IDATEN感染症セミナー フリーアクセス
著者: 柳秀高
ページ範囲:P.156 - P.156
日々の診療に必要な知識を築くのに有用な一冊
この本では,病棟やICUで感染症診療を行うとき,また相談を受けたときに必要とされる知識の多くがわかりやすく解説されている。サンフォードマニュアルのような網羅的なマニュアル本ではなく考え方の筋道が書いてある。総論では病院内での感染症診療の一般原則や免疫不全総論などがよくまとめられている。感染臓器と患者の免疫状態,基礎疾患などから起因菌を推定し,empiric therapyに用いる抗菌薬を決める。培養が返ってきたら最適な抗菌薬を決めてdefinitive therapyを行う。抗菌薬の投与期間の決定については各論で提示されるケースでは議論されないが,各項目の概説のなかで語られることが多いように感じた。
人工呼吸器関連肺炎やカテーテル関連血流感染・尿路感染などの項目では,米国感染症学会などのガイドラインを用いてケースのマネジメントを説明している。あるいはケースを使って,ガイドラインを解説している。ケースの説明のみならず,疾患・ガイドラインの概説も行っているので全体像をつかむのによい。いずれのケースも基本的に感染臓器,起因菌の推定からempiric therapyを考え,培養結果などを用いて特異的治療を決定するという実践的な流れからぶれずに議論されており,日々の病棟での感染症診療や感染症コンサルタント業務に必要な知識を築くのに有用であると思われる。
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欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.84 - P.84
バックナンバーのご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.157 - P.157
読者アンケートのお願い フリーアクセス
ページ範囲:P.158 - P.158
次号予告/学会・研究会のお知らせ掲載について/『目でみる耳鼻咽喉科』欄・投稿論文募集 フリーアクセス
ページ範囲:P.159 - P.159
投稿規定 フリーアクセス
ページ範囲:P.160 - P.160
著作権譲渡同意書 フリーアクセス
ページ範囲:P.161 - P.161
あとがき フリーアクセス
著者: 丹生健一
ページ範囲:P.162 - P.162
このあとがきを書いているのは2011(平成23)年12月24日のクリスマスイブです。ことしは東日本大震災,福島原発事故,大被害を与えた台風12号,戦後最高値の円高,生肉食事中毒など天災・人災続きでしたが,皆様の1年はいかがでしたでしょうか?被害にあわれた方々と支援に集まったボランティアの方々が力を合わせて困難な状況に立ち向かっている姿に,今年の漢字「絆」のもつ意味,日本人の絆の強さを改めて実感しました。海外からも米軍のトモダチ作戦をはじめ多くの人的物的支援がありました。なかでも隣国台湾からの支援が突出していました。人的支援とともに総額200億円を超える支援。有り難いですね。多くの学会で諸外国からの招待講演者が来日を躊躇するなか,私が担当した年末の第11回日本台湾耳鼻咽喉科頭頸部外科学会議でも,台湾から多くの先生方がお越しくださいました。まさに“Friend in need is friend indeed”です。
さて,今月号の特集はワクチンです。おなじみの麻疹・風疹をはじめ,小児中耳炎に対する予防効果も期待される肺炎球菌ワクチン,小児高度難聴の原因となるムンプスや最近,集団感染がしばしば報告される百日咳へのワクチン,新型もカバーするようになったインフルエンザワクチン,中咽頭癌の予防効果も期待されるHPVワクチン,臨床応用が期待されるサイトメガロウイルスヘのワクチンなどを取り上げました。
基本情報

バックナンバー
96巻13号(2024年12月発行)
特集 内視鏡下鼻副鼻腔手術—基本とコツで上手くなる
96巻12号(2024年11月発行)
特集 必携! 救急対応・手技マニュアル
96巻11号(2024年10月発行)
特集 頭頸部がん薬物療法—プロに学ぶ最善の選択
96巻10号(2024年9月発行)
特集 伝えたい レジェンドによる耳科診療の極意
96巻9号(2024年8月発行)
特集 嗅覚診療最前線
96巻8号(2024年7月発行)
特集 必携! 唾液腺診療 虎の巻
96巻7号(2024年6月発行)
特集 他科はこう診る! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の症候
96巻6号(2024年5月発行)
特集 上手にやろう 外来処置と小手術
96巻5号(2024年4月発行)
増刊号 ランドマークはこれだ! 局所解剖アトラス〔特別付録Web動画〕
96巻4号(2024年4月発行)
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96巻3号(2024年3月発行)
特集 顔面神経麻痺—治癒への10の鍵
96巻2号(2024年2月発行)
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96巻1号(2024年1月発行)
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95巻13号(2023年12月発行)
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95巻10号(2023年9月発行)
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95巻8号(2023年7月発行)
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95巻7号(2023年6月発行)
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95巻6号(2023年5月発行)
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95巻5号(2023年4月発行)
増刊号 豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル
95巻4号(2023年4月発行)
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95巻3号(2023年3月発行)
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95巻2号(2023年2月発行)
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95巻1号(2023年1月発行)
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94巻13号(2022年12月発行)
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94巻12号(2022年11月発行)
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94巻11号(2022年10月発行)
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94巻10号(2022年9月発行)
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94巻7号(2022年6月発行)
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94巻6号(2022年5月発行)
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94巻5号(2022年4月発行)
増刊号 結果の読み方がよくわかる! 耳鼻咽喉科検査ガイド
94巻4号(2022年4月発行)
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93巻13号(2021年12月発行)
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93巻10号(2021年9月発行)
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93巻9号(2021年8月発行)
特集 副腎皮質ステロイド—どこに注意し,どう使う?
93巻8号(2021年7月発行)
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93巻7号(2021年6月発行)
特集 必見!頭頸部がんのあたらしい治療
93巻6号(2021年5月発行)
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93巻5号(2021年4月発行)
増刊号 術前画像と術中解剖—カンファレンスで突っ込まれないための知識〔特別付録Web動画〕
93巻4号(2021年4月発行)
特集 あたらしい聴覚・平衡機能検査の見方と臨床応用
93巻3号(2021年3月発行)
特集 カラーアトラス 基本から学ぶ病理組織の見方
93巻2号(2021年2月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症—備え,守り,治す
93巻1号(2021年1月発行)
特集 好酸球性副鼻腔炎up-to-date—病態解明と最適な治療をめざして
92巻13号(2020年12月発行)
特集 カラー術中写真でよくわかる 達人による頭頸部がん拡大切除
92巻12号(2020年11月発行)
特集 漢方医学入門—耳鼻咽喉科で漢方薬を使いこなす
92巻11号(2020年10月発行)
特集 Voiceを診る—音声障害を知ろう!〔特別付録Web動画〕
92巻10号(2020年9月発行)
特集 今さら聞けない自己免疫疾患の基礎知識
92巻9号(2020年8月発行)
特集 唾液腺腫瘍の診療最前線
92巻8号(2020年7月発行)
特集 エキスパートに学ぶ手術記録の描き方
92巻7号(2020年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の外傷を診る!—初期対応から根治療法まで
92巻6号(2020年5月発行)
特集 高齢者のめまいを治す
92巻5号(2020年4月発行)
増刊号 フローチャートと検査一覧で ひと目でわかる耳鼻咽喉科診療
92巻4号(2020年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科医が知っておくべきワクチン医療
92巻3号(2020年3月発行)
特集 頸部エコーを使いこなす—描出のコツと所見の読み方〔特別付録web動画〕
92巻2号(2020年2月発行)
特集 カラーアトラス 口腔・咽頭粘膜疾患—目で見て覚える鑑別ポイント
92巻1号(2020年1月発行)
特集 補聴器と人工聴覚器の最前線2020
91巻13号(2019年12月発行)
特集 舌がん・口腔がん治療の最前線〔特別付録web動画〕
91巻12号(2019年11月発行)
特集 診療で役に立つ味覚・嗅覚障害の知識
91巻11号(2019年10月発行)
特集 進化する経外耳道的内視鏡下耳科手術(TEES)—エキスパートに学ぶスタンダードな手術手技〔特別付録web動画〕
91巻10号(2019年9月発行)
特集 嚥下障害を診る!—プロに学ぶ実践スキル
91巻9号(2019年8月発行)
特集 内視鏡下鼻副鼻腔手術—エキスパートに学ぶスタンダードな手術手技(特別付録web動画)
91巻8号(2019年7月発行)
特集 耳管診療の手引き—基本から最新治療まで
91巻7号(2019年6月発行)
特集 甲状腺腫瘍の診療最前線
91巻6号(2019年5月発行)
特集 細菌感染に立ち向かう—抗菌薬使用の新常識
91巻5号(2019年4月発行)
増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法
91巻4号(2019年4月発行)
特集 初診時に必要十分な 問診・検査オーダー虎の巻
91巻3号(2019年3月発行)
特集 一側性難聴の現状とその対応
91巻2号(2019年2月発行)
特集 ここまできた! 頭頸部希少癌の治療戦略
91巻1号(2019年1月発行)
特集 役に立つ! アレルギー診療の最新情報
90巻13号(2018年12月発行)
特集 扁桃診療最前線—扁桃を取り巻く諸問題
90巻12号(2018年11月発行)
特集 見逃してはならない耳鼻咽喉科疾患—こんな症例には要注意!
90巻11号(2018年10月発行)
特集 今さら聞けないかぜ診療のABC
90巻10号(2018年9月発行)
特集 どこが変わった頭頸部癌診療ガイドライン
90巻9号(2018年8月発行)
特集 知っておきたい顎顔面形成外科の知識
90巻8号(2018年7月発行)
特集 知っておきたい遺伝学的検査と遺伝外来ABC
90巻7号(2018年6月発行)
特集 知っておきたい麻酔の知識
90巻6号(2018年5月発行)
特集 目からウロコ 内視鏡時代の臨床解剖
90巻5号(2018年4月発行)
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
90巻4号(2018年4月発行)
特集 基本診察・処置・手術のABC
90巻3号(2018年3月発行)
特集 頭頸部癌に対する薬物療法—最新情報
90巻2号(2018年2月発行)
特集② 知っておきたい眼科疾患の知識
90巻1号(2018年1月発行)
特集 こんなときどうする? 術中・術後のトラブル対応
89巻13号(2017年12月発行)
特集 どこが変わった頭頸部がんTNM分類
89巻12号(2017年11月発行)
特集 知っておきたい難治性副鼻腔疾患の診療
89巻11号(2017年10月発行)
特集② 知っておきたい耳鼻咽喉科の在宅医療
89巻10号(2017年9月発行)
特集 レーザー治療の最前線—コツとピットフォール
89巻9号(2017年8月発行)
特集 自宅でできるリハビリテーションのレシピ
89巻8号(2017年7月発行)
特集 ここが知りたい! 高齢化時代の頭頸部がん診療
89巻7号(2017年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科で診る睡眠障害
89巻6号(2017年5月発行)
特集 抗菌薬を使いこなす
89巻5号(2017年4月発行)
増刊号 臨床力UP! 耳鼻咽喉科検査マニュアル
89巻4号(2017年4月発行)
特集 内視鏡手術の上達ポイント
89巻3号(2017年3月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科—診療のポイント
89巻2号(2017年2月発行)
特集 こどもの上手な診かた
89巻1号(2017年1月発行)
特集 めまい診療のNew Trend
88巻13号(2016年12月発行)
特集 聴神経腫瘍診療のNew Concept
88巻12号(2016年11月発行)
特集 外来に必須! 外用薬の上手な使い方
88巻11号(2016年10月発行)
特集 頸部郭清術のNew Concept
88巻10号(2016年9月発行)
特集 外リンパ瘻診療の新しい展開
88巻9号(2016年8月発行)
特集 頸部腫瘤を見極める
88巻8号(2016年7月発行)
特集 もう困らない! 異物摘出マニュアル
88巻7号(2016年6月発行)
特集 顔面神経麻痺—新たな展開
88巻6号(2016年5月発行)
特集 いまさら聞けない聴覚検査のABC
88巻5号(2016年4月発行)
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
88巻4号(2016年4月発行)
特集 嚥下障害の完全マスター
88巻3号(2016年3月発行)
特集 新しい指定難病制度を理解する
88巻2号(2016年2月発行)
特集② がん免疫療法のブレイクスルー—免疫チェックポイント阻害薬
88巻1号(2016年1月発行)
特集 小児の中耳炎を究める
87巻13号(2015年12月発行)
特集 漢方薬を使いこなす
87巻12号(2015年11月発行)
特集 これだけは知っておこう—鼻出血への対応法
87巻11号(2015年10月発行)
特集 心へのアプローチ—心療耳鼻咽喉科外来
87巻10号(2015年9月発行)
特集 長引く咳を診る
87巻9号(2015年8月発行)
特集② 今また結核を見直す
87巻8号(2015年7月発行)
特集② 味と味覚障害の最前線
87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
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62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射