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原著
12年間経過観察した内耳道内聴神経腫瘍の1症例
著者: 西浦美佐子1 西浦勇一郎1 西浦勇夫1 竹田一雄2 生嶋一朗3
所属機関: 1西浦耳鼻咽喉科 2竹田内科医院 3都城市郡医師会病院放射線科
ページ範囲:P.211 - P.215
文献購入ページに移動聴神経腫瘍の診断はMRI,CT検査の進歩により早期に診断されるようになってきた。臨床症状,経過は多彩であり,治療は放射線治療,手術療法が行われる。小腫瘍,特に内耳道内の場合,治療する必要があるかどうか,また必要であれば時期は何時にすべきか,治療方法については色々な意見があると思われる。今回,われわれは内耳道内聴神経腫瘍1症例を12年間経過観察する経験を得たので若干の考察を加えて報告する。
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