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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科84巻5号

2012年04月発行

特集 最新の診療NAVI―日常診療必携

Ⅰ.こどもの診療NAVI

3.こどもの難聴

著者: 福島邦博1

所属機関: 1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科

ページ範囲:P.18 - P.21

文献概要

Ⅰ 疾患についての概説

 新生児期の難聴は1,000人に1人の頻度で発生する。発見が遅れることによって言語発達に影響が出るため,その検出・診断・療育を迅速に行う必要がある。難聴による言語発達への影響を最小限にとどめる療育には,音声言語や,視覚的手段を用いた方法がある。音声言語の獲得を目標とする場合,補聴器による効果が限定的であれば人工内耳の装用についても検討する。

参考文献

1)中澤 操:聴覚障碍のリハビリテーション医学―早期発見から社会生活までの展望.耳展 54:130-139,2011
2)感覚器障害戦略研究:聴覚障害児の療育等により言語能力などの発達を確保する手法の研究:聴覚障害児の日本語言語発達のために―ALADJINのすすめ.公益財団法人テクノエイド協会戦略研究推進室,東京,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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