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特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
鼻アレルギー
著者: 岡本美孝1
所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学
ページ範囲:P.455 - P.461
文献購入ページに移動Ⅰ はじめに
鼻アレルギー診療ガイドラインは,1993年に初版が発刊され,現在のガイドラインは2008年に刊行された第6版である1)。現在,第7版の作成に向けた改定作業が進められており,2012年末に発刊予定である。ガイドラインの主要目的は診療レベルの向上であるが,現在発刊されている第6版について,ポイントとその有効活用について概説する。
鼻アレルギー診療ガイドラインは,1993年に初版が発刊され,現在のガイドラインは2008年に刊行された第6版である1)。現在,第7版の作成に向けた改定作業が進められており,2012年末に発刊予定である。ガイドラインの主要目的は診療レベルの向上であるが,現在発刊されている第6版について,ポイントとその有効活用について概説する。
参考文献
1)2009年版鼻アレルギー診療ガイドライン作製委員会:鼻アレルギー診療ガイドライン―通年性鼻炎と花粉症.ライフ・サイエンス,東京,2008
2)Mosman TR, et al:Th1 and Th2 cells different patterns of lymphokine secretion lead to different functional properties. Annu Rev Immunol 7:145-173, 1989
cells in the nasul mucosa. J Allergy Clin Immunol 121:1467-1472, 2008
4)Sasaki K, Okamoto Y, et al:Cedar and cypress pollinosis and allergic rhinitis:quality of life effects of early intervention with Leukotriene receptor antagonists. Int Arch Allergy Immunol 149:350-358, 2009
5)Horiguchi S, Okamoto Y, et al:A randomized controlled trial of sublingual immunotherapy for Japanese cedar pollinosis. Int Arch Allergy Immunol 146:76-84, 2008
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