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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科85巻4号

2013年04月発行

特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル

頸部リンパ節郭清後の上肢の障害

著者: 田尻寿子1 鬼塚哲郎2

所属機関: 1静岡県立静岡がんセンターリハビリテーション科 2静岡県立静岡がんセンター頭頸部外科

ページ範囲:P.334 - P.338

文献概要

POINT

●僧帽筋麻痺の診断には視診,触診が重要である。

●可動域訓練はドレーン抜去後,なるべく早期に開始することが望ましい。

●可動域訓練は仰臥位で開始すると,上肢の負荷が軽減され安全である。

●リハビリテーションにより上肢可動域障害や痛みなどの愁訴が改善される。

参考文献

1)Tsuji T, et al:Electromyographic findings after different selective neck dissections. Laryngoscope 117:319-322, 2007
2)McNeely ML, et al:Effect of exercise on upper extremity pain and dysfunction in head and neck cancer survivors:a randomized controlled trial. Cancer 113:214-222, 2008
3)McGarvey AC, et al:Physiotherapy for accessory nerve shoulder dysfunction following neck dissection surgery:a literature review. Head Neck 33:274-280, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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