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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科85巻5号

2013年04月発行

文献概要

特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方 Ⅱ 最新の蘇生手技・救急対処法

熱中症・脱水症への対応法

著者: 石井友理1 服部和裕1 太田祥一1 行岡哲男1

所属機関: 1東京医科大学病院救急医学講座

ページ範囲:P.54 - P.59

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Point

◆屋内でも熱中症は起こる。

◆暑くなり始めに注意する。

◆熱中症を疑ったら直ちに処置する。

◆基本は冷却と水分・塩分を補給する。

◆診察は気道・呼吸・循環から行う。

参考文献

1)日本救急医学会 熱中症に関する委員会:本邦における熱中症の現状―Heatstroke STUDY2010最終報告.日救急医会誌23:211-230,2012
2)有賀 徹・他:熱中症の病態生理.日本臨牀70:940-946,2012
3)環境省:熱中症環境保健マニュアル.2011 http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html
4)厚生労働省:熱中症予防リーフレット.2012 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002btf0-att/2r9852000002btgh.pdf
5)環境省・日本救急医学会「熱中症に関する委員会」:熱中症に係る自治体等担当者向け講習会資料.2012 http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/seminar2012/pdf/theme2.pdf
6)James L, et al:Management of Heatstroke and Heat Exhaustion. Am Fam Physician 71:2133-2140, 2005
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9)三宅康史:高体温・低体温.救急医学34:919-924,2010
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12)森野一真:熱中症.救急医学36:1085-1088,2012
13)湯澤 斎・他:スポーツと熱中症.日本臨牀70:986-989,2012
14)有賀 徹:熱中症発症の機序(メカニズム)と応急処置.安全と健康11:436-440,2010
15)三宅康史:熱中症,日射病,熱失神,熱痙攣,熱疲労,熱射病.レジデントノート10:505-511,2008
16)織田 順:熱中症の新しいリスクファクターとしての熱不安定性フェノタイプ症.日救急医会誌22:350-351,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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