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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科85巻5号

2013年04月発行

文献概要

特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方 Ⅴ 処置中・処置後の急変への対応法

嚥下検査

著者: 鈴木康司1

所属機関: 1国立障害者リハビリテーションセンター病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.264 - P.268

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Point

◆嚥下検査のなかで,一般的かつ日常的な咽頭食道造影検査と内視鏡検査の際に起こりうる急変とリスク管理について述べた。

◆咽頭食道造影検査は被検者に誤嚥させうる検査であり,内視鏡検査は異物を挿入する検査であることを今一度確認する。

◆起こりうる事態に対して迅速かつ適切に対応するためには,十分な知識と備えが不可欠である。

参考文献

1)Donnelly LF, et al:Aspirated contrast material contributing to respiratory arrest in a pediatric trauma patient. AJR Am J Roentgenol 171:471-473, 1998
2)Trulzsch DV, et al:Gastrografin-induced aspiration pneumonia:a lethal complication of computed tomography. South Med J 85:1255-1256, 1992
3)森 敏裕:Q18咽頭食道造影検査(造影検査)を行う場合,誤嚥のある患者に対する造影剤の選択について.嚥下障害Q & A,医薬ジャーナル,大阪,2001,pp54-55
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5)舟橋満寿子:脳性麻痺の嚥下障害.日気食会報49:417-422,1998
6)鈴木康司・他:当院における嚥下障害の取り組み.耳展46:386-391,2003
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8)堀口利之,鈴木康司:気管カニューレの種類と使用上の留意点.訪問看護と介護3:135-140,219-222,1998
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10)今泉 勉:失神.今日の診断指針第6版,医学書院,東京,2010,pp273-276

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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