文献詳細
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
文献概要
POINT
●喘息は気道の慢性炎症と種々の程度の気道狭窄と気道過敏性の亢進を特徴としている。
●喘息の診断は,問診が重要な役割を演じるが,呼吸器症状がある場合には,喘息と決めつけないで鑑別診断を行うことが重要である。
●1秒量は,気流制限を評価するゴールドスタンダードであり,FV曲線は,末しょう気道の状態を把握するよい指標となる。
●長期管理では慢性の気道炎症を主な標的としており,喘息症状の有無にかかわらず,基本薬として抗炎症効果のある吸入ステロイド薬(ICS)を用いる。
●長期管理の目標は,無症状という理想的なコントロール状態の達成と維持である。
●喘息の発作は,家庭など病院外で発現することが多く,家庭での対応と救急外来を代表とする医療機関での対応が必要である。
●喘息は気道の慢性炎症と種々の程度の気道狭窄と気道過敏性の亢進を特徴としている。
●喘息の診断は,問診が重要な役割を演じるが,呼吸器症状がある場合には,喘息と決めつけないで鑑別診断を行うことが重要である。
●1秒量は,気流制限を評価するゴールドスタンダードであり,FV曲線は,末しょう気道の状態を把握するよい指標となる。
●長期管理では慢性の気道炎症を主な標的としており,喘息症状の有無にかかわらず,基本薬として抗炎症効果のある吸入ステロイド薬(ICS)を用いる。
●長期管理の目標は,無症状という理想的なコントロール状態の達成と維持である。
●喘息の発作は,家庭など病院外で発現することが多く,家庭での対応と救急外来を代表とする医療機関での対応が必要である。
参考文献
1)社団法人日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会(監):喘息予防・管理ガイドライン2012.協和企画,東京,2012
掲載誌情報