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鏡下囁語
難聴とやがての認知症―研究者はいかに認知障害が難聴とリンクしているかを知らない
著者: 上村卓也1
所属機関: 1九州大学・耳鼻咽喉科学
ページ範囲:P.638 - P.639
文献購入ページに移動 これは,今年2月24日のニューヨーク・タイムズに載ったエッセイの表題と副題で,難聴はコミュニケーション障害を起こし,生活の質を低下させるという認識に止まっている者の1人としてその内容はぜひ紹介したいと思った。
著者のK. Boutonはニューヨーク・タイムズの元編集者で,彼女自身高度難聴のため右耳は補聴器,左耳は人工内耳を装用している。“Shouting Won't Help”(Sarah Crichton Books,図1)という単行本を今年出版し,本文はそれを元にしたことが付記されている。以下はその抄訳である。
著者のK. Boutonはニューヨーク・タイムズの元編集者で,彼女自身高度難聴のため右耳は補聴器,左耳は人工内耳を装用している。“Shouting Won't Help”(Sarah Crichton Books,図1)という単行本を今年出版し,本文はそれを元にしたことが付記されている。以下はその抄訳である。
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