icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科85巻8号

2013年07月発行

文献概要

鏡下囁語

難聴とやがての認知症―研究者はいかに認知障害が難聴とリンクしているかを知らない

著者: 上村卓也1

所属機関: 1九州大学・耳鼻咽喉科学

ページ範囲:P.638 - P.639

文献購入ページに移動
 これは,今年2月24日のニューヨーク・タイムズに載ったエッセイの表題と副題で,難聴はコミュニケーション障害を起こし,生活の質を低下させるという認識に止まっている者の1人としてその内容はぜひ紹介したいと思った。

 著者のK. Boutonはニューヨーク・タイムズの元編集者で,彼女自身高度難聴のため右耳は補聴器,左耳は人工内耳を装用している。“Shouting Won't Help”(Sarah Crichton Books,図1)という単行本を今年出版し,本文はそれを元にしたことが付記されている。以下はその抄訳である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?