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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科86巻11号

2014年10月発行

文献概要

特集 インフルエンザ

耳鼻咽喉科診療からみたインフルエンザ

著者: 許芳行1

所属機関: 1昭和大学医学部耳鼻咽喉科学講座

ページ範囲:P.910 - P.914

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POINT

●上気道を専門とする耳鼻咽喉科医は,インフルエンザの診療に携わる機会が多い。

●臨床症状,流行状況,迅速診断キットの結果をみて,総合的にインフルエンザの診断を行う。

●ハイリスク患者の存在を念頭に細菌感染症などの合併症の存在にも注意する。

●抗インフルエンザ薬をはじめ,各薬剤の特徴を理解したうえで薬物療法を行う。

●耳鼻咽喉科医自身,ほかの医療従事者の感染予防,受診する患者の感染拡大にも十分な注意を払う。

参考文献

1)原田 保:インフルエンザ.ENT臨床フロンティア風邪症候群と関連疾患—そのすべてを知ろう,川内秀之編.中山書店,東京,2013,pp159-164
2)国立感染症情報センター,http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/
3)鈴木賢二:耳鼻咽喉科感染症の診療に必要な迅速診断法.日耳鼻115:806-807,2012
4)増田佐和子:インフルエンザ(新型を含む).耳喉頭頸84:107-113,2012
5)林 達哉:炎症・感染症診療NAVI 7.インフルエンザ.耳喉頭頸84:212-216,2012
6)佐藤公則:インフルエンザをどう取り扱うか.耳・鼻・のどのプライマリケア.中山書店,東京,2014,pp185-187
7)高野賢一・他:インフルエンザの治療.ENT臨床フロンティア風邪症候群と関連疾患—そのすべてを知ろう,川内秀之編.中山書店,東京,2013,pp203-209
8)渡辺 彰:インフルエンザ治療薬.インフルエンザ診療ガイド2013-2014,菅谷憲夫編.日本医事新報社,東京,2013,pp111-122
9)鍋島茂樹:Q15インフルエンザの漢方治療の有効性は? インフルエンザ診療ガイド2013-2014,菅谷憲夫編.日本医事新報社,東京,2013,pp196-200
10)新庄正宣:Q9インフルエンザ罹患時に使用可能な解熱薬は? インフルエンザ診療ガイド2013-2014,菅谷憲夫編.日本医事新報社,東京,2013,pp174-175
11)宮越 敬・他:予防・治療C.妊婦.インフルエンザ診療ガイド2013-2014,菅谷憲夫編.日本医事新報社,東京,2013,pp79-86
12)岩田 敏:医療従事者のインフルエンザ対策.インフルエンザ診療ガイド2013-2014,菅谷憲夫編.日本医事新報社,東京,2013,pp132-138

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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