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特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
口腔・咽頭特殊感染症
著者: 鈴木幹男1
所属機関: 1琉球大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
ページ範囲:P.1078 - P.1083
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●特殊感染症は,臨床所見や治療経過が通常と違うと気づくことが大切である。
●梅毒,HIV/AIDSはいずれも感症法の5類感染症である。
●5類感染症は7日以内に届出をすること。
●男性同性間性的接触感染による感染例が多い。
●梅毒と診断した場合にはHIV感染も検査する。
●特殊感染症は,臨床所見や治療経過が通常と違うと気づくことが大切である。
●梅毒,HIV/AIDSはいずれも感症法の5類感染症である。
●5類感染症は7日以内に届出をすること。
●男性同性間性的接触感染による感染例が多い。
●梅毒と診断した場合にはHIV感染も検査する。
参考文献
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14)厚生労働省エイズ動向委員会:平成25(2013)年エイズ発生動向 表11.(http://api-net.jfap.or.jp/status/2013/13nenpo/h25gaiyo.pdf),2014
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