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特集① アレルギー用薬の上手な使い方 ≪作用機序と使用上の留意点≫
点鼻抗アレルギー薬
著者: 岡野光博1
所属機関: 1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学
ページ範囲:P.218 - P.221
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●点鼻のアレルギー用薬には,ステロイド薬,血管収縮薬,抗ヒスタミン薬およびケミカルメディエータ遊離抑制薬がある。
●有効性と安全性を上げるための点鼻指導が重要である。
●鼻噴霧用ステロイド薬は花粉症の初期治療にも有効である。
●点鼻血管収縮薬はリバウンド現象や薬物性鼻炎の誘発に注意し,必要最小限の使用に留める。
●鼻噴霧用抗ヒスタミン薬やケミカルメディエータ遊離抑制薬は頻回の点鼻が必要である。
●点鼻のアレルギー用薬には,ステロイド薬,血管収縮薬,抗ヒスタミン薬およびケミカルメディエータ遊離抑制薬がある。
●有効性と安全性を上げるための点鼻指導が重要である。
●鼻噴霧用ステロイド薬は花粉症の初期治療にも有効である。
●点鼻血管収縮薬はリバウンド現象や薬物性鼻炎の誘発に注意し,必要最小限の使用に留める。
●鼻噴霧用抗ヒスタミン薬やケミカルメディエータ遊離抑制薬は頻回の点鼻が必要である。
参考文献
1)Okano M:Mechanisms and clinical implications of glucocorticosteroids in the treatment of allergic rhinitis. Clin Exp Immunol 158:164-173, 2009
2)鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会:第5章 治療.アレルギー診療ガイドライン.ライフ・サイエンス,東京 2013,pp34-63
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4)Winkler J, et al:How the lung handles drugs:pharmacokinetics and pharmatodynamics of inhaled corticosteroid. Proc Am Thorac Soc 1:356-363, 2004
5)湯田厚司・他:点鼻用血管収縮薬による薬剤性鼻閉33例の検討.アレルギー62:1623-1630,2013
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7)Carr W, et al:A novel intranasal therapy of azelastine with fluticasone for the treatment of allergic rhinitis. J Allergy Clin Immunol 129:1282-1289, 2012
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