icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科86巻4号

2014年04月発行

特集 音声外科Update

局所麻酔下の喉頭内視鏡手術

著者: 多田靖宏1 谷亜希子1 大森孝一1

所属機関: 1福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.348 - P.353

文献概要

POINT

●本手術を行うための理想的な患者条件があることを理解して症例を選択すること。

●咽喉頭反射をいかに減弱させるかが手術の成否を大きく左右するので十分に行うこと。

●本手術を導入する際は,最低限左右の横開き鉗子の中サイズと直の鉗子,メスを用意すること。

●手術は術者と助手が事前に打ち合わせを行い,操作のポイントをふまえて息を合わせて行うこと。

●術後3日間は発声禁止を指示すること。

●比較的操作が容易な疾患から開始し,ある程度経験を積んでから難易度の高い疾患を行うこと。

参考文献

1)Omori K, et al:Videoendoscopic laryngeal surgery. Ann Otol Rhinol Laryngol 109:149-156, 2000
2)多田靖宏:局所麻酔下の喉頭内視鏡手術.日気食会報60:108-110,2009
3)Imaizumi M, et al:Surgical treatment of laryngeal papillomatous using narrou band imaging. Otolaryngol Head Neck Surg 147:522-524, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら