耳鼻咽喉科・頭頸部外科86巻6号

2014年05月発行

特集② 歯科口腔外科の話題

顎関節症

著者： 木野孔司¹

所属機関： ¹東京医科歯科大学歯学部附属病院顎関節治療部

ページ範囲：P.438 - P.442

文献概要

POINT

●顎関節症の改訂された概念を呈示した。

●顎関節症の新しい病因論について紹介した。

●顎関節症の病因治療をまとめた。

●顎関節症の病態治療について紹介した。

参考文献

1）日本顎関節学会：顎関節症の概念．日顎誌25：17-22，2013

：Orofacial pain and temporomandibular disorders, eds by Fricton JR and Dubner R. Raven Press Ltd, New York, 1995, pp1-15

3）American Academy of Dental Research. AADR TMD Policy Statement Revision Approved by AADR Council3/3/2010.　http://www.aadronline.org/i4a/pages/index.cfm?pageid＝3465.

4）Sato F, et al：Teeth contacting habit as a contributing factor to chronic pain in patients with temporomandibular disorders. J Med Dent Sci 53：103-109, 2006

5）木野孔司・他：顎関節症に対する保存治療の変化による症状改善効果．日顎誌19：210-217，2007

6）日本顎関節学会：顎関節症患者のための初期治療ガイドライン3，顎関節症患者に対して，咬合調整は有効か，一般歯科医師編．日本顎関節学会，東京，2012，p2

7）木野孔司・他：TCHのコントロールで治す顎関節症，医歯薬出版，東京，2013，pp18-19

8）日本顎関節学会：顎関節症患者のための初期治療ガイドライン2，開口障害を主訴とする顎関節症患者に対する自己開口訓練について．一般歯科医師編．日本顎関節学会．東京，2011，p2