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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科87巻4号

2015年04月発行

文献概要

特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション

日本における補聴器の現状—JapanTrak 2012

著者: 井上清恆1

所属機関: 1日本補聴器工業会

ページ範囲:P.278 - P.286

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POINT

●全体では9人に1人,18歳以上では8人に1人が難聴である。

●難聴者の86%が補聴器を使用していない。

●補聴器使用が社会的損失の軽減に寄与する。

●補聴器使用者は非使用者に比べてうつ病になるリスクが低い。

●日本の難聴者が耳鼻咽喉科医師へ相談する率は40%である。

●日本人の補聴器満足度は36%である。

参考文献

1)高齢化社会—Wikipedia
2)内田育恵・他:全国高齢難聴者数推計と10年後の年齢別難聴発症率—老化に関する長期縦断疫学研究(NILS-LSA)より.日老医誌49:222-227,2012
3)一般社団法人 日本補聴器工業会
4)広辞苑より抜粋
5)一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会のホームページ(補聴器相談医の項目)
6)公益財団法人 テクノエイド協会のホームページ
7)一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会のホームページ(補聴器相談医の項目—補聴器適合に関する診療情報提供書および補聴器適合に関する報告書について)
8)フィッティングの意味:一人ひとりの「聞こえ」の状態に合わせた補聴器の選択・調整・ケアに関わる総称のこと(テクノエイド協会冊子「補聴器で,もっと聴こえるそのために」)
9)公益財団法人 テクノエイド協会のホームページ
10)読売新聞より抜粋(2013年3月28日 朝刊)
11)厚生労働省:自殺・うつ対策の経済的便益の報道発表資料(2010年9月7日)
12)読売新聞より抜粋(2013年3月28日 朝刊)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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