文献詳細
文献概要
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド Ⅳ.喉頭・下咽頭の手術
高度嚥下障害:喉頭気管分離術(声門閉鎖術)
著者: 鹿野真人1
所属機関: 1大原綜合病院耳鼻咽喉科・頭頸部顔面外科
ページ範囲:P.198 - P.205
文献購入ページに移動はじめに
声門閉鎖術が適応となる症例は,重症誤嚥,繰り返す肺炎により栄養状態が著しく不良で条件の厳しい症例が少なくない。適応の拡大には,創部の治癒不良や易感染状態にも対応できる高い確実性と術後トラブルを最小限に留める術式や術後管理の工夫が求められる。
声門閉鎖術が適応となる症例は,重症誤嚥,繰り返す肺炎により栄養状態が著しく不良で条件の厳しい症例が少なくない。適応の拡大には,創部の治癒不良や易感染状態にも対応できる高い確実性と術後トラブルを最小限に留める術式や術後管理の工夫が求められる。
掲載誌情報