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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科88巻12号

2016年11月発行

特集 外来に必須! 外用薬の上手な使い方

《口腔・咽喉頭領域》

含嗽薬

著者: 井口広義1

所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉病態学

ページ範囲:P.936 - P.939

文献概要

POINT

●薬価基準に収載されている含嗽薬には,アズレン製剤(アズレンスルホン酸ナトリウム水和物,アズレンスルホン酸ナトリウム水和物・炭酸水素ナトリウム),ヨード製剤(ポビドンヨード),抗生物質製剤(フラジオマイシン硫酸塩),界面活性剤(ベンゼトニウム塩化物)がある。

●耳鼻咽喉科外来ではアズレンスルホン酸ナトリウム水和物とポビドンヨードが主として処方されるが,各薬剤の特徴をふまえたうえで的確な薬剤選択が必要である。

参考文献

1)大田洋二郎:がん化学療法を成功に導く口腔ケア.ファルマシア46:941-945,2010
2)渡辺健二・他:耳鼻咽喉科領域における含嗽用ハチアズレの単純比較試験.現代医療17:493-500,1985
3)里村一成・他:うがいは上気道炎の予防につながるのか? 治療88(増刊):862-865,2006
4)竹中彰治・他:術後感染予防のための含嗽剤を再考する.Dental Diamond 40:55-63,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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