文献詳細
特集 外来に必須! 外用薬の上手な使い方
《口腔・咽喉頭領域》
文献概要
POINT
●薬価基準に収載されている含嗽薬には,アズレン製剤(アズレンスルホン酸ナトリウム水和物,アズレンスルホン酸ナトリウム水和物・炭酸水素ナトリウム),ヨード製剤(ポビドンヨード),抗生物質製剤(フラジオマイシン硫酸塩),界面活性剤(ベンゼトニウム塩化物)がある。
●耳鼻咽喉科外来ではアズレンスルホン酸ナトリウム水和物とポビドンヨードが主として処方されるが,各薬剤の特徴をふまえたうえで的確な薬剤選択が必要である。
●薬価基準に収載されている含嗽薬には,アズレン製剤(アズレンスルホン酸ナトリウム水和物,アズレンスルホン酸ナトリウム水和物・炭酸水素ナトリウム),ヨード製剤(ポビドンヨード),抗生物質製剤(フラジオマイシン硫酸塩),界面活性剤(ベンゼトニウム塩化物)がある。
●耳鼻咽喉科外来ではアズレンスルホン酸ナトリウム水和物とポビドンヨードが主として処方されるが,各薬剤の特徴をふまえたうえで的確な薬剤選択が必要である。
参考文献
1)大田洋二郎:がん化学療法を成功に導く口腔ケア.ファルマシア46:941-945,2010
2)渡辺健二・他:耳鼻咽喉科領域における含嗽用ハチアズレの単純比較試験.現代医療17:493-500,1985
3)里村一成・他:うがいは上気道炎の予防につながるのか? 治療88(増刊):862-865,2006
4)竹中彰治・他:術後感染予防のための含嗽剤を再考する.Dental Diamond 40:55-63,2015
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