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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科88巻12号

2016年11月発行

特集 外来に必須! 外用薬の上手な使い方

《口腔・咽喉頭領域》

歯周病治療用軟膏

著者: 相馬啓子1

所属機関: 1松本歯科大学歯学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.952 - P.955

文献概要

POINT

●歯周病治療の基本は,プラークコントロールである。

●形成されたバイオフィルムや歯石は,抗菌薬では壊しにくい。

●スケーリング・ルートプレーニング(SRP)などの機械的な処置後に,ミノサイクリン歯科用軟膏などを歯周ポケットに注入し,治療効果を高める。

参考文献

1)加藤 熈(偏):歯周病の薬物療法,最新歯周病学,医歯薬出版,東京,2011,pp274-278
2)村山洋二・他:ミノサイクリンの局所的応用による歯周炎治療法.日歯周誌30:207-232,1988
3)谷 芳子・他:スケーリング・ルートプレーニングとペリオクリンRの併用効果について.日歯周誌36:625-633,1994
4)五味一博:薬物による歯周治療の可能性.日歯周誌56:367-374,2014
5)久保田健彦・他:SPT期におけるテトラサイクリン・エピジヒドロ子レステリン含有軟膏の塗布塗擦の有効性評価—予備的検討.日歯周誌57:30-40,2015
6)今井久夫・他:歯肉炎・歯周炎に対するヒノポロンRの臨床的評価.Dental Diamond 13:98-104,1988
7)沼部幸博:歯周病予防・歯周病対策の歯磨剤を考える.日歯周誌37:706-724,1995

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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