文献詳細
特集 外来に必須! 外用薬の上手な使い方
《顔面・頭頸部領域》
文献概要
POINT
●NSAIDs外用薬はステロイド外用薬と比較するとその種類は少なく,抗炎症作用によるランク付けもされていない。
●ステロイド外用薬よりも副作用は少ないが,抗炎症作用は非常に弱いため対応できる疾患が少ない。
●ステロイドおよびNSAIDs外用薬の特性,副作用の相違点を理解して使い分けることが治療を行ううえで重要である。
●NSAIDs外用薬はステロイド外用薬と比較するとその種類は少なく,抗炎症作用によるランク付けもされていない。
●ステロイド外用薬よりも副作用は少ないが,抗炎症作用は非常に弱いため対応できる疾患が少ない。
●ステロイドおよびNSAIDs外用薬の特性,副作用の相違点を理解して使い分けることが治療を行ううえで重要である。
参考文献
1)横山知永子:シクロオキシゲナーゼ-2の分子生物学.ペインクリニック26:1497-1503,2005
2)竹中祐子・他:ブフェキサマック含有外用剤による重症の接触皮膚炎の2例.臨皮57:17-21,2003
3)松澤有希・他:乳児に外用中のブフェキサマクによって生じた授乳婦の接触性皮膚炎症候群.皮膚病診療33:731-734,2011
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6)Kurumaji Y, et al:Allergic photocontact dermatitis due to suprofen. Photopatch testing and cross-reaction study. Contact Dermatitis. 25:218-23, 1991
掲載誌情報