文献詳細
特集① 走り出した舌下免疫療法—現況と展望
文献概要
POINT
●舌下免疫療法では重篤な副作用がほとんどないものの,副作用そのものは軽度なものを中心に,皮下免疫療法より多く発現する。
●副作用の発現時期に関しては,全体の70%程度が開始後1か月以内に発現している。
●重篤な副作用の兆候として腹部症状を見逃さない。
●舌下免疫療法では重篤な副作用がほとんどないものの,副作用そのものは軽度なものを中心に,皮下免疫療法より多く発現する。
●副作用の発現時期に関しては,全体の70%程度が開始後1か月以内に発現している。
●重篤な副作用の兆候として腹部症状を見逃さない。
参考文献
1)岡本美孝:アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法の実際と対応—我が国におけるアレルギー性鼻炎の現状と治療.日鼻誌52:435-441,2014
2)濱田聡子・他:当科のスギ花粉症舌下免疫療法に対する検討.日耳鼻118:542,2015
掲載誌情報