文献詳細
文献概要
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル 2.上気道感染症・性感染症
放線菌症
著者: 松延毅1
所属機関: 1新東京病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科
ページ範囲:P.58 - P.60
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・ペニシリン系抗菌薬が有効であり,保存的治療の第一選択薬となる。
・抗生物質の組織移行が悪く再燃することも多いため,大量かつ長期投与が必要となる。
・ペニシリンアレルギーを有する場合では,クリンダマイシン,テトラサイクリン,レボフロキサシン,クラリスロマイシンなどが有用とされる。急性型には,ペネム系抗菌薬も有用とされる。
・細菌学的に放線菌を証明することは容易ではない。嫌気性菌であることや先に抗菌薬が使用されていることが多く,培養検出率は約20%と低い。
・ペニシリン系抗菌薬が有効であり,保存的治療の第一選択薬となる。
・抗生物質の組織移行が悪く再燃することも多いため,大量かつ長期投与が必要となる。
・ペニシリンアレルギーを有する場合では,クリンダマイシン,テトラサイクリン,レボフロキサシン,クラリスロマイシンなどが有用とされる。急性型には,ペネム系抗菌薬も有用とされる。
・細菌学的に放線菌を証明することは容易ではない。嫌気性菌であることや先に抗菌薬が使用されていることが多く,培養検出率は約20%と低い。
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