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文献概要
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル 3.耳・鼻・喉の感染症/炎症 《中耳》
急性乳様突起炎
著者: 工藤典代1
所属機関: 1千葉県立保健医療大学健康科学部栄養学科
ページ範囲:P.96 - P.97
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・ペニシリン系抗菌薬とカルバペネム系抗菌薬の薬物動態の特徴は,時間依存性殺菌作用と短い持続効果である。MIC(最小発育阻止濃度)を超えた状態を長く保たせるためには,抗菌薬の投与量を十分にし,回数を分けて投与すべきである。投与回数は1日に3回または4回とする。
・抗菌薬投与前に,耳漏を,耳漏が採取できない場合は鼻咽腔ぬぐい液や鼻汁を培養に提出する。
・静脈内注射のための静脈路を確保する際,採血(血液培養も含める)を同時に行う。
・ペニシリン系抗菌薬とカルバペネム系抗菌薬の薬物動態の特徴は,時間依存性殺菌作用と短い持続効果である。MIC(最小発育阻止濃度)を超えた状態を長く保たせるためには,抗菌薬の投与量を十分にし,回数を分けて投与すべきである。投与回数は1日に3回または4回とする。
・抗菌薬投与前に,耳漏を,耳漏が採取できない場合は鼻咽腔ぬぐい液や鼻汁を培養に提出する。
・静脈内注射のための静脈路を確保する際,採血(血液培養も含める)を同時に行う。
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