icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科88巻5号

2016年04月発行

増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル

3.耳・鼻・喉の感染症/炎症 《中耳》

滲出性中耳炎

著者: 伊藤真人1

所属機関: 1自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.98 - P.101

文献概要

処方のPoint

・周辺器官の感染・炎症を合併していないときには,漫然とした抗菌薬の投与は行うべきではない。

・小児滲出性中耳炎の患児が,急性中耳炎や鼻副鼻腔炎,アレルギー性鼻炎などの周辺器官の感染・炎症を合併しているときには,それらに対する適切な保存治療を行うべきである。

・発症から3か月以上改善しない滲出性中耳炎症例では,鼓膜換気チューブ留置術の適応を検討すべきである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら