文献詳細
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
3.耳・鼻・喉の感染症/炎症 《口腔・咽頭・唾液腺》
文献概要
処方のPoint
・軽症例では抗菌薬は使用せず,原則的には非ステロイド系鎮痛薬(NSAIDs)による対症療法や咽頭処置,ネブライザー吸入で,まずは様子をみる。
・中等症の症例には,抗菌薬を投与する。アモキシシリン耐性菌やβラクタマーゼ産生菌の重複感染も考慮して,複合ペニシリン系抗菌薬やセフェム系抗菌薬も適応とする。コンプライアンスから考えて,アジシスロマイシン(2g単回投与)も適応と考えられる。
・重症例に対する経口抗菌薬には,レボフロキサシン(500mg・分1)やガレノキサシン(400mg・分1)などのニューキノロン系抗菌薬やセフテラム(300mg・分3)やセフカペン(300〜450mg・分3)などの経口第三世代セフェム系抗菌薬が候補として挙げられる。
・軽症例では抗菌薬は使用せず,原則的には非ステロイド系鎮痛薬(NSAIDs)による対症療法や咽頭処置,ネブライザー吸入で,まずは様子をみる。
・中等症の症例には,抗菌薬を投与する。アモキシシリン耐性菌やβラクタマーゼ産生菌の重複感染も考慮して,複合ペニシリン系抗菌薬やセフェム系抗菌薬も適応とする。コンプライアンスから考えて,アジシスロマイシン(2g単回投与)も適応と考えられる。
・重症例に対する経口抗菌薬には,レボフロキサシン(500mg・分1)やガレノキサシン(400mg・分1)などのニューキノロン系抗菌薬やセフテラム(300mg・分3)やセフカペン(300〜450mg・分3)などの経口第三世代セフェム系抗菌薬が候補として挙げられる。
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