文献詳細
文献概要
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル 5.免疫異常
自己免疫性内耳障害
著者: 柿木章伸1
所属機関: 1東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.184 - P.186
文献購入ページに移動処方のPoint
・血液学的検査はステロイド投与前に行わないと自己免疫反応が陰性化することがある。
・ステロイドの維持療法が必要な症例では,副作用に注意する。
・シクロホスファミドには以下に示す重大な副作用があるので,インフォームドコンセントと長期経過観察が必要である。
①二次性悪性腫瘍の発生の可能性がある。
②男性および女性不妊の可能性があるため,生殖可能年齢の患者に使用する際には慎重に適応を考慮する必要がある。
③妊婦または妊娠している可能性のある女性には禁忌である。
④授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる(乳汁中に分泌されることが報告されている)。
⑤低出生体重児,新生児,乳幼児,小児に対する安全性は確立していない。
⑥高齢者では生理機能が低下していることが多く,副作用が現れやすいので,用量ならびに投与間隔に留意する必要がある。
・血液学的検査はステロイド投与前に行わないと自己免疫反応が陰性化することがある。
・ステロイドの維持療法が必要な症例では,副作用に注意する。
・シクロホスファミドには以下に示す重大な副作用があるので,インフォームドコンセントと長期経過観察が必要である。
①二次性悪性腫瘍の発生の可能性がある。
②男性および女性不妊の可能性があるため,生殖可能年齢の患者に使用する際には慎重に適応を考慮する必要がある。
③妊婦または妊娠している可能性のある女性には禁忌である。
④授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる(乳汁中に分泌されることが報告されている)。
⑤低出生体重児,新生児,乳幼児,小児に対する安全性は確立していない。
⑥高齢者では生理機能が低下していることが多く,副作用が現れやすいので,用量ならびに投与間隔に留意する必要がある。
掲載誌情報