文献詳細
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
5.免疫異常
文献概要
処方のPoint
・シェーグレン症候群の第一選択薬であるセビメリン,ピロカルピンは,同類のコリン作動薬と互いに増強作用を認め,抗コリン作用を持つ薬剤とは効果を打ち消す作用があるため,飲み合わせに注意する(ガスモチン®,ブスコパン®などの鎮痙薬,三環系抗うつ薬など)。また副作用として,吐き気,腹痛などの胃腸症状や発汗過多,頻尿などを認めることがあるため,効果が少ないときや副作用の多いときには薬剤を休止する必要がある。
・唾液分泌の刺激のため,レモン,梅干し,シュガーレスガムの使用も有効である。
・シェーグレン症候群の第一選択薬であるセビメリン,ピロカルピンは,同類のコリン作動薬と互いに増強作用を認め,抗コリン作用を持つ薬剤とは効果を打ち消す作用があるため,飲み合わせに注意する(ガスモチン®,ブスコパン®などの鎮痙薬,三環系抗うつ薬など)。また副作用として,吐き気,腹痛などの胃腸症状や発汗過多,頻尿などを認めることがあるため,効果が少ないときや副作用の多いときには薬剤を休止する必要がある。
・唾液分泌の刺激のため,レモン,梅干し,シュガーレスガムの使用も有効である。
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