文献詳細
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
5.免疫異常
文献概要
処方のPoint
・2/3の症例が自然寛解するため,投与する場合は適応を慎重に考慮して決める。
・ステロイドの投与は最小限にとどめる。鼻副鼻腔,咽頭・喉頭サルコイドーシスではステロイド局所投与(点鼻,局所注入)が第一選択である。
・ステロイド全身投与は,①急性サルコイドーシス,②高度の臓器障害を初診時から示し,日常生活に支障をきたす症例,③生命の予後が危ぶまれる症例,などが適応である。
・ステロイドの効果が少ない,あるいは減量時に悪化・再燃を繰り返す症例では,他の免疫抑制薬の単独またはステロイドの併用投与を考慮する。
・2/3の症例が自然寛解するため,投与する場合は適応を慎重に考慮して決める。
・ステロイドの投与は最小限にとどめる。鼻副鼻腔,咽頭・喉頭サルコイドーシスではステロイド局所投与(点鼻,局所注入)が第一選択である。
・ステロイド全身投与は,①急性サルコイドーシス,②高度の臓器障害を初診時から示し,日常生活に支障をきたす症例,③生命の予後が危ぶまれる症例,などが適応である。
・ステロイドの効果が少ない,あるいは減量時に悪化・再燃を繰り返す症例では,他の免疫抑制薬の単独またはステロイドの併用投与を考慮する。
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