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増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル 7.難聴・めまい
外リンパ瘻
著者: 國弘幸伸1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.246 - P.247
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・外リンパ瘻が疑われる場合には,投薬よりも生活指導が重要となる。鼻かみや排便時などに強く息まないこと,重い物を持たないこと,激しい運動をしないこと,などを指示する。飛行機への搭乗も避けるのが好ましい。
・難聴の増悪を防ぐために有効であることが立証されている薬物はない。
・軽度の浮動性めまいが持続する場合には,抗めまい薬を処方することがあるが,やはり有効性は立証されていない。
・回転性めまい発作が起きた場合には,安静が必要となる。水分摂取が困難であったり,嘔吐がある場合には補液を行う。抗めまい薬や制吐薬の投与も検討する。
・外リンパ瘻が疑われる場合には,投薬よりも生活指導が重要となる。鼻かみや排便時などに強く息まないこと,重い物を持たないこと,激しい運動をしないこと,などを指示する。飛行機への搭乗も避けるのが好ましい。
・難聴の増悪を防ぐために有効であることが立証されている薬物はない。
・軽度の浮動性めまいが持続する場合には,抗めまい薬を処方することがあるが,やはり有効性は立証されていない。
・回転性めまい発作が起きた場合には,安静が必要となる。水分摂取が困難であったり,嘔吐がある場合には補液を行う。抗めまい薬や制吐薬の投与も検討する。
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