文献詳細
文献概要
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル 7.難聴・めまい
脳脊髄液漏出症
著者: 國弘幸伸1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.248 - P.249
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・本疾患に対しては,まず安静臥床と点滴治療を試みる必要がある。
・脳MRI,111In脳槽シンチグラフィ,CTミエログラフィ,MRミエログラフィなどによって脳脊髄液減少症と確定診断された場合には,上記の治療で効果がなければ,硬膜外自家血注入術を検討する。
・症状や経過から本疾患が強く疑われるが確定診断できない場合には,硬膜外生理食塩水注入術を行って症状が改善するかどうかを確認する。本治療で効果が認められた場合には,硬膜外自家血注入術を検討する。
・脳脊髄液減少症と確認され,硬膜外生理食塩水注入術や硬膜外自家血注入術を繰り返し行ったにもかかわらず効果がみられない場合,また症状が再発する場合には,人工髄液注入術を検討する。
・日常生活では,息まない,重い物を持たない,などといった外リンパ瘻とほぼ同じ生活指導を行う。また,飲水(1日1.5〜2L)を勧める。
・本疾患に対しては,まず安静臥床と点滴治療を試みる必要がある。
・脳MRI,111In脳槽シンチグラフィ,CTミエログラフィ,MRミエログラフィなどによって脳脊髄液減少症と確定診断された場合には,上記の治療で効果がなければ,硬膜外自家血注入術を検討する。
・症状や経過から本疾患が強く疑われるが確定診断できない場合には,硬膜外生理食塩水注入術を行って症状が改善するかどうかを確認する。本治療で効果が認められた場合には,硬膜外自家血注入術を検討する。
・脳脊髄液減少症と確認され,硬膜外生理食塩水注入術や硬膜外自家血注入術を繰り返し行ったにもかかわらず効果がみられない場合,また症状が再発する場合には,人工髄液注入術を検討する。
・日常生活では,息まない,重い物を持たない,などといった外リンパ瘻とほぼ同じ生活指導を行う。また,飲水(1日1.5〜2L)を勧める。
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