文献詳細
増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
10.頭頸部がん
文献概要
処方のPoint
・分化型甲状腺がんは放射性ヨウ素内用療法(RAI)が不応となっても長期予後が期待できるため,治療開始前1年前後の間に明らかな進行が確認されている症例で分子標的薬治療を検討する。
・病勢進行があっても有症状でない場合があり,効果と副作用のバランスの見極めが重要である。
・分子標的薬にはそれぞれの薬剤に特徴的な副作用があり,いったん治療を開始すれば治療強度維持のため副作用管理が重要で,多職種連携が必要である。
・分化型甲状腺がんは放射性ヨウ素内用療法(RAI)が不応となっても長期予後が期待できるため,治療開始前1年前後の間に明らかな進行が確認されている症例で分子標的薬治療を検討する。
・病勢進行があっても有症状でない場合があり,効果と副作用のバランスの見極めが重要である。
・分子標的薬にはそれぞれの薬剤に特徴的な副作用があり,いったん治療を開始すれば治療強度維持のため副作用管理が重要で,多職種連携が必要である。
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