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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科89巻4号

2017年04月発行

特集 内視鏡手術の上達ポイント

《鼻・副鼻腔領域》

内視鏡下副鼻腔手術(ESS)Ⅰ型からⅣ型までを学ぶ

著者: 近藤健二1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.301 - P.309

文献概要

POINT

●術前に内視鏡検査,CTで鼻副鼻腔の解剖のバリエーションを確認する。

●最初に中鼻甲介を確認する。

●マイクロデブリッダーは有用だが,骨の細かな切除は鉗子のほうがコントロールが効きやすい。

●一通り操作が終わったら最後にやり残した処置がないか再確認し,パッキングを術後の中鼻甲介の形をイメージしてていねいに挿入する。


*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2019年4月)。

参考文献

1)春名眞一・他:慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下副鼻腔手術 新たな手術分類とその評価.日鼻誌52:143-157,2013
2)Kim HU, et al:Surgical anatomy of the natural ostium of the sphenoid sinus. Laryngoscope 111:1599-1602, 2001
3)Wada K, et al:Identification of Onodi cell and new classification of sphenoid sinus for endoscopic sinus surgery. Int Forum Allergy Rhinol 5:1068-1076, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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