文献詳細
文献概要
特集 抗菌薬を使いこなす 《咽喉頭・頭頸部領域》
嚥下性肺炎
著者: 山岸亨1 松瀬厚人1
所属機関: 1東邦大学医療センター大橋病院呼吸器内科
ページ範囲:P.454 - P.458
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●嚥下性肺炎の抗菌薬治療は医療・介護関連肺炎(NHCAP)の治療戦略と大きく異なるところはないが,口腔内常在菌や嫌気性菌の関与も考慮して薬剤を選択する。
●治療中も誤嚥を繰り返し難渋することが多く,治療と同時に予防策も行うことが大切である。
●患者背景は個体差が大きく多様であるため,コメディカルと連携を図り,個々に応じたアプローチが必要である。
●嚥下性肺炎の抗菌薬治療は医療・介護関連肺炎(NHCAP)の治療戦略と大きく異なるところはないが,口腔内常在菌や嫌気性菌の関与も考慮して薬剤を選択する。
●治療中も誤嚥を繰り返し難渋することが多く,治療と同時に予防策も行うことが大切である。
●患者背景は個体差が大きく多様であるため,コメディカルと連携を図り,個々に応じたアプローチが必要である。
参考文献
1)厚生労働省:平成27年人口動態統計月報年計(概数)の概況,2015
2)医療・介護関連肺炎(NHCAP)ガイドライン作成委員会:医療・介護関連肺炎(NHCAP)診療ガイドライン,日本呼吸器学会,2011
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