文献詳細
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
Ⅰ.耳と聞こえのこと 医師・医療者から説明しておきたいこと
文献概要
説明のPOINT
・妊娠が判明した時点で新生児聴覚スクリーニング検査について説明し,その意義を十分理解してもらう。
・検査結果の解釈と精密検査全国調査結果のみならず,偽陽性を減らすために複数回検査を行うことを伝える。
・検査機器による検出できる難聴の種類や,偽陽性率などの違いを説明する。
・リファーと判定された場合の流れや,その後の体制についても説明が必要である。
・妊娠が判明した時点で新生児聴覚スクリーニング検査について説明し,その意義を十分理解してもらう。
・検査結果の解釈と精密検査全国調査結果のみならず,偽陽性を減らすために複数回検査を行うことを伝える。
・検査機器による検出できる難聴の種類や,偽陽性率などの違いを説明する。
・リファーと判定された場合の流れや,その後の体制についても説明が必要である。
参考文献
1)日本耳鼻咽喉科学会 福祉医療・乳幼児委員会:新生児聴覚スクリーニングマニュアル—産科・小児科・耳鼻咽喉科医師,助産師・看護師の皆様へ.松香堂,京都,2016 http://www.jibika.or.jp/members/publish/hearing_screening.pdf
2)加我君孝(編):新生児聴覚スクリーニング.早期発見・早期教育のすべて.金原出版,東京,2005
3)宇佐美真一(編著):聞こえと遺伝子:難聴の遺伝子診断とその社会貢献.金原出版,東京,2015
4)福祉医療・乳幼児委員会全国会議:平成27年度「新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関実態調査および1歳,2歳児の精密聴力検査機関実態調査」に関する報告.日耳鼻119:1074-1085,2016
5)熊川孝三・他:新生児聴覚スクリーニングの偽陽性率を減らすための試行精度の検討.Audiology Japan.56:163-170,2013
掲載誌情報