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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科90巻5号

2018年04月発行

増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために

Ⅲ.鼻のこと 医師・医療者から説明しておきたいこと

皮下免疫療法でアレルギー反応が出たときの対処法

著者: 後藤穣1

所属機関: 1日本医科大学多摩永山病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.148 - P.150

文献概要

説明のPOINT

・皮下免疫療法では注射部位の発赤,膨疹などがほとんどの症例で発生する。

・増量期にアレルギー反応が起こりやすい。

・維持期でも体調によってアレルギー反応が高度になることがある。

・注射後数時間で遅発性に皮膚反応が起こった場合は全身性のアレルギー反応には移行しない。

・アナフィラキシーが発生した場合には,重症度によって適切な処置を迅速に行う必要がある。

参考文献

1)日本アレルギー学会:ダニアレルギーにおけるアレルゲン免疫療法の手引き.2015 http://www.jsaweb.jp/modules/journal/index.php?content-id=4
2)日本アレルギー学会:アナフィラキシーガイドライン.2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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