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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科90巻5号

2018年04月発行

増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために

Ⅲ.鼻のこと 医師・医療者から説明しておきたいこと

鼻中隔矯正術を行う前に

著者: 太田康1

所属機関: 1東邦大学医療センター佐倉病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.154 - P.155

文献概要

説明のPOINT

・鼻中隔の弯曲によって支障が生じる場合に,はじめて治療が必要となる。

・鼻中隔弯曲症では,鼻中隔矯正術が最も効果的な治療法である。

・鼻中隔矯正術を単独で行うことは稀であり,同時に行う他の鼻副鼻腔手術についても説明する。

・手術により鼻閉が軽快したり,同時に行う鼻副鼻腔手術の操作が容易となり,手術によるリスクが減る。

・術後,痛みや腫れが続く場合は,速やかに受診する。

参考文献

1)山田武千代:鼻中隔矯正術.耳喉頭頸80:65-68,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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