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文献概要
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために Ⅲ.鼻のこと 医師・医療者から説明しておきたいこと
下鼻甲介手術を行う前に
著者: 田中秀峰1
所属機関: 1筑波大学医学医療系耳鼻咽喉科・頭頸部外科
ページ範囲:P.156 - P.157
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・肥厚性鼻炎による鼻閉症状の改善目的で下鼻甲介手術を行っても,長期的には再発する可能性がある。
・さまざまな手術方法があるが,患者の状態や社会的状況に合った方法が選択される。
・自覚的な効果は,人それぞれである。
・肥厚性鼻炎による鼻閉症状の改善目的で下鼻甲介手術を行っても,長期的には再発する可能性がある。
・さまざまな手術方法があるが,患者の状態や社会的状況に合った方法が選択される。
・自覚的な効果は,人それぞれである。
参考文献
1)吉村 剛:下鼻甲介手術.森山 寛・他(編),内視鏡下鼻内副鼻腔手術 副鼻腔疾患から頭蓋底疾患まで.医学書院,東京,2015,pp67-72
2)坂本達則:粘膜下下鼻甲介骨切除術.中川隆之(編),内視鏡下鼻副鼻腔・頭蓋底手術 CT読影と基本手技.医学書院,東京,2015,pp85-90
3)Wormald PJ:Chap. 4 Powered Inferior Turbinoplasty and Endoscopic Septoplasty. Wormald PJ:Endoscopic Sinus Surgery 2nd ed, Thieme, New York, 2008, pp19-22
4)Passàli D, et al:Treatment of inferior turbinate hypertrophy:a randomized clinical trial. Ann Otol Rhinol Laryngol 112:683-688, 2003
5)Moore EJ, et al:Atrophic rhinitis:a review of 242 cases. Am J Rhinol 15:355-361, 2001
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